【 被打率が「12球団ワースト」 】痛打されることが目立つ2019年の大瀬良大地投手の今

簡単な自己紹介

JUNJUN
16年目の医療系国家資格取得者で野球を中心に活動し、現在は『法律』も勉強中です。
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4連覇に向けて投手陣の軸として期待された大瀬良大地投手。
不本意な投球が続く2019年の投球内容を被安打率から検討していきます。

 

自己ワーストの10失点で降板

 

大瀬良大地投手が8月29日の登板で自己ワーストの10失点を記録しました。
エースと呼ばれる立場としてはファンも本人も不満の残る投球内容に。

優勝をかけ「奇跡の逆転劇」のラストチャンスだった巨人3連戦。
それだけに今季最短のイニング、自己ワースト失点は厳しい内容でした。

 

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① 12球団で「最も安打を打たれている投手」に

 

2019年は被打率が12球団の規定投球回数到達者でワースト1位。
先日のように、早いイニングから打ち込まれて降板する試合も目立ちます。

図1 規定投球回数到達者の被打率

 

フェアグラウンドに飛んだ打球のアウト率を見てもワースト3位
内野守備の問題もあるにせよ、エースと呼ばれる投手として物足りません。

図2 フェアグラウンドに飛んだ打球のアウト率

 

次に、被本塁打を見ても同様にワースト4位に位置しています。
もともと本塁打をよく打たれる投手ですが、2019年も変化はありません。

ちなみに15勝した2018年もセ・リーグでワースト1位を記録しています。
以前も投稿した「一発屋」傾向はいまだ改善していないようです。

図3 規定投球回数到達者の被本塁打率

 

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② 投手総合評価とした見た場合

 

投手としての2つの総合評価をプロットした。
左下に行くほど投球内容が良い投手ですが、見ての通り平均よりも悪い成績

左下の千賀滉大投手、今永昇太投手、有原航平投手は2019年沢村賞候補。
本来はこの位置にいないといけない投手ですが程遠い内容となっています。

図4 投手としての総合評価

 

 

③ 与四球率は優秀な成績

 

ただし、与四球率に関しては12球団でもトップクラスの好成績
とはいえ、単純に四球になる前に打たれているということも考えられます。

実際、打者にスイングされることが多く、ストライクへの投球も平均値。
きっちりと制球ができた結果、与四球が少ないという訳ではないでしょう。

図5 規定投球回数到達者の与四球率

 

「絶対的エース」になり切れない大瀬良大地投手

 

大瀬良大地投手に物足りなさを感じている人も多い知れません。
前述のようにシーズンの大事な試合の登板を任されて打たれる事が目立ちます。

多くのカープファンには前田健太投手の姿が脳裏に残っています。
大事な試合ではチームを勝ちに繋げる気迫の投球を繰り返していました。

マウンド上で三振をとって吠える姿を覚えているファンも多いでしょう。
シーズンの大事な時期にはクリス・ジョンソン投手と共に中4日でフル回転しました。

それを見てきたファンにとって、ここまでの大瀬良大地投手は正直物足りない。
黒田博樹投手や前田健太投手のような大事な時の「勝負強さ」を感じないのも事実です。

過去のエースたちのように絶対的な信頼感をここから得られるかどうか。
「絶対的エース」の立場を確立できるかどうかこの1~2年が正念場になります。

 

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ここまでわかったこと

 

ここまでわかったことをまとめてみよう。

  • 被打率が12球団ワースト1位
  • フェアグラウンドに飛ぶとアウトになりにくい
  • 2019年も例年同様に被本塁打が多い
  • 投手総合評価も平均以下に位置している
  • 与四球は12球団で最も低い
  • 絶対的エースになりきれない

 

今回のまとめ

 

今回は大瀬良大地投手の被安打率を中心に話を進めてきました。
4連覇を期待されたチームのエースとして挑んだ2019年シーズン。

残念ながら、エースと呼べるほどの投球内容とは程遠いものでした。
もちろん一般的な先発投手としてみれば十分な成績と言えるでしょう。

ただ、今求められているものはそのクラスではありません。
黒田博樹投手や前田健太投手のような「絶対的エース」の座。

大事な試合は勝ちに繋げ、大事な時期フル回転でチームを支える。
「12球団を代表するエース」と呼ばれる立場を目指すべき所まできています。

不本意なシーズンだったのは本人もファンも同じでしょう。
残り試合も僅かですが、残り少ない登板で圧倒的な投球を期待しています。

 

 

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