【 楽天からトレードで獲得 】三好匠選手の気になる打撃成績やポジションはどうだった?

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先日、下水流昂選手とのトレードで広島移籍が決まった三好匠選手。
楽天時代にどんな活躍をしていのか、成績を振り返りながら検討します。

 

以下のデータは2019年の移籍時のものです

 

楽天イーグルス時代の三好匠選手

 

九州国際大学付属高校時代は投手として活躍。
高城俊人選手とバッテリーを組み、2011年の春の甲子園で準優勝

2011年のドラフトでドラフト3位指名を受けて楽天に入団。
入団後は投手から内野手に転向し、ショート、セカンド、サードを守る。

 

2軍の打撃成績を振り返る

 

楽天時代の2軍での打撃成績を振り返る。

  • 391試合 1229打数315安打 30本塁打 160打点 打率.256

 

3年目の2014年にはリーグ3位の13本塁打を放ち、優秀選手賞を受賞
中距離打者タイプと思われるが、ある程度は長打を打つ素質は持っているようだ。

  • 三振率 17% 四球率 8.8%
  • 盗塁成功率 .451 (14/31)
  • 失策 58 (13年 17個・14年 16個)
  • 出塁率 .325

 

三振率からコンタクトヒッターというタイプでは無さそうである。
また、四球率も多くもないため、出塁率はさほど高い選手ではない。

少し気になる点は、2013年に17個、2014年に16個と失策が多い点。
ただ、投手からの転向し、不慣れなこともあったのかも知れない。
その後は年々数を減らして、内野守備に慣れてきたのだろう。

カープで言うと、誰タイプというのは少し難しい。
少なくともカープに多いコンタクトヒッターの内野手では無さそうだ。

 

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過去に2度、侍ジャパンに選出

 

2014年のオフには21U野球ワールドカップ日本代表に選出。
また、2016年にはU-23ベースボールワールドカップ日本代表に選出。
2016年の大会では、日本代表の主将を務めていたようだ。
リーダーシップも取れるようなタイプなのかも知れない。

 

ちなみに、2014年の21U野球ワールドカップは鈴木誠也選手も出場している。
打率.423と好成績を残して、同大会の首位打者とベストナインに選ばれた。
三好選手にとっても同年代で同じチームで戦った選手がいると心強いだろう。

 

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これまでの1軍の打撃成績

 

1軍の成績を振り返る。

  • 通算 199試合 258打数53安打 4本塁打 19打点 打率.205

ドラフト3位と期待されていたものの、楽天では良い成績は残っていない。
ただ、チーム事情で良い選手とポジションが被っていたのかも知れない。
あるいはバックアップとしての役割が決まっていた可能性もある。
三好選手のことは知っていたが、あまり楽天の試合を見ないのでわからない。

成績を少し気になるのが三振の多さである。
平均でも25%を超え、2軍成績で見た通りコンタクトヒッター無さそう。
積極的に振っていって、意外性の長打が打てる打者タイプだろうか。

曽根海成選手、上本崇司選手といったカープに多いタイプとは少し違う
そういった意味では違うタイプが入団することも利点なのかも知れない。
もう少し確実性を上げていければ十分にチャンスがあるかも知れない。

図1 2013年以降の1軍での三振率

 

ただし、少しストレートに強くないのかなという印象もある。
どちらかというとストレートよりも変化球が得意にタイプかも知れない。
パ・リーグほど強いストレートの投げる投手はセ・リーグには少ない。
そういった意味でもセ・リーグの方が適性があるのかも知れない。

図2 2014年以降のストレートの成績

 

ゴロアウト率と外野フライアウト率は少々高い。
内容がわからないが、ゴロは補強されやすく、外野の打球は間を抜けにくい。
打率が.200程度なのでこんな感じかも知れないが、ゴロアウト率を改善したい。

いずれにせよどんな打撃をするのかが楽しみだ。
是非ともカープでは打撃面の課題を改善して、1軍の舞台で活躍して欲しい。

図3 2014年以降のゴロアウト率と外野フライアウト率

 

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これまでの1軍の守備成績

 

1軍での守備位置はセカンド、サード、ショート。
2016年以降はショートで多くの試合に出場しているようだ。
特に2017年は茂木栄五郎選手のケガで最も多くショートの守備についた。
8月に足の甲を骨折したようで、それ以降の出場は無くシーズンを終えた。

図4 2014年以降の守備割合

 

各ポジションの守備率は以下の通り。

  • セカンド .982
  • サード  .909
  • ショート .985

これだけを見ればまずまず守れる選手のようだ。
複数ポジションが守れるという点はプラス材料である。

各ポジションの総合評価から考えたい。
先ほど2017年は最も多くショートを守っていたが、数値が少し低い。
ただ、源田壮亮選手や安達了一選手が好成績が影響したのかも知れない。
12球団の相対評価なので、一概に2017年に守備力が落ちたとも言えない。

三好匠選手は例年通りだが、周りが良すぎたということもある。
チームとしては茂木選手も同じ程度の数値で短期的には大差はなかった。
大きなミス無く、無難に各ポジションを守ってくれれば十分だろう。

図5 2014年以降の守備総合評価

 

選手の年齢構成のバランス

 

セカンド・ショート・サードを守る選手の年齢構成になる。
菊池涼介選手は田中広輔選手と安部友裕選手と同級生なので便宜上30代に入れた。

こうして見ると、20代後半の選手が少ないようだ。
ちなみに今回移籍してくる三好匠選手が26歳になる。
少ない年齢層に三好匠選手が入ることで年齢構成のバランスが取れる。

  • 30代   田中 (30)、小窪 (34)、安部 (30)、菊池(29)
  • 20代後半 上本 (28)
  • 20代前半 曽根 (24)、桒原 (23)
  • 19歳   小園 (19)、中神 (19)、羽月 (19)

 

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三好選手の獲得の背景に

 

三好匠選手の獲得の裏で田中広輔選手の不調がある。
また、若手の選手たちがいま一歩物足りないという面もある。

2018年には曽根海成選手を獲得し、ショートのバックアップとして考えられた。
ただ、ほとんどショートに入る機会はなく、先日初めてショートを守った。

2軍を見ても桒原樹選手も伸び悩み、現在は外野を多く守っている。
また、小園選手も1軍合流もエラーを連発し、先日2軍に降格された。

もともとショートで入団した西川龍馬選手も現在は外野にコンバート。
そう考えると、ある程度1軍で経験のある選手がショートには少ない。

また、右打ちの内野手も上本崇司選手と小窪哲也選手くらいと少ない。
そういった意味でも、カープに足りないものを埋める可能性はある。

 

瀬戸際になった庄司隼人選手と桒原樹選手

 

カープは2018年のドラフトで内野手を多く指名した。
そして、その多くの新人たちが2軍でスタメンを占めている。

それに伴い、レギュラー核の庄司隼人選手と桒原樹選手は出場機会を失った
桒原樹選手に関しては本職の内野でなく外野での出場が増加している。

2018年に曽根海成選手を獲得し、2019年に三好匠選手をトレードで獲得。
庄司隼人選手や桒原樹選手が成長していればこのトレードはなかったはず。
球団が彼らに目途を付けて、次の選手に目を向け始めているのは確か

高校時代は打撃面で注目されていた両選手。
桒原樹選手は甲子園でも本塁打を打ち、入団時から高く評価されていた。

しかし、両選手ともにプロ入り後は当てに行くスイングも増えた。
本人たちもドラフト内容やトレードで厳しい立場は自覚しているだろう。


引用 :  常葉菊川 桒原樹・ホームラン(春江工戦・第85回選抜) / eikanwakimini

 

戦力外通告の追記

庄司隼人選手は記事投稿後の2019年秋に戦力外通告となりました ()

 

ここまでわかったこと

 

  • 過去に2度、侍ジャパンに選出
  • 楽天時代は打撃面での課題
  • 三振が多く、ストレートに少し弱い
  • ゴロアウト率、外野フライ率が高い
  • セカンド、サード、ショートを守る
  • 年齢構成のバランスが取れる
  • チームに少ない右打ちの内野手の補強

 

今回のまとめ

 

今回はトレードで移籍した三好匠選手について述べてきた。
菊池保則選手に続いて楽天とのトレードでの獲得。

田中広輔選手の不調もあり、2019年はショートに不安があるカープ。
すぐに主力は厳しいかも知れないが、バックアップとして活躍出来る。

楽天時代はあまり出場機会に恵まれなかったようだ。
カープでは楽天にいるよりもチャンスは多いだろうと思う。

現時点で三好選手にとって良いトレードであったことは確かだろう。
ここからは三好選手次第、1軍に定着して活躍する姿に期待したい。

 

 

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