【 ついに実現するか 】2月始めから言い続けた「3番 鈴木誠也」もそろそろ現実に?!

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16年目になる医療系国家資格取得のトレーナーです
現在は「医学」に加えて「法律」も勉強しています。
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今回は固定できない3番打者について検討していきます。
これまでの成績と持論を踏まえて検討していきたいと思います。

 

シーズンオフより提案していた“3番 鈴木誠也”

 

今回の「3番 鈴木誠也」に関しては関連記事の2月7日に投稿している。
いよいよ現実的に考える必要があるのではないのかと個人的には思っている。

投稿日はこの日ではあるが、案としてはシーズンオフからあった。
関連記事にも記載しているが、懸念しているのは「打線のつながり」の部分。
3番が試合ごとに変わったり、打線を分断する形になるのでは?という点。

そもそも、3連覇中、タナキクマルでカープ打線は機能してきた。
そして、最も核となったのが「3番 丸」であったのは間違いない。
つまり、重要ポイントだった部分が、不安定要素になりうる可能性がある。
そして、2019年のオープン戦を通し、それが現実味をおびてきた。

 

オープン戦で現実化した「日替わりの3番打者」

 

ここまでのオープン戦の3番打者を振り返ろう。
スタメン出場で3番を打ったのは以下の4人になる。

  • 西川 龍馬 6試合
  • 坂倉 将吾 3試合
  • 安部 友裕 2試合
  • 田中 広輔 1試合

見ての通り、主に西川選手が3番に入ることが多かった。
次いで、坂倉選手が入り、ここ2試合は安部選手が入った。

1度だけ田中選手が入ったが、これは1番西川選手のテストケース。
下位打線では機能しにくい田中選手を3番に持っていた形になる。

 

3番打者たちのオープン戦のトータル打撃成績

 

ここまでのオープン戦でのトータル成績を振り返ろう。

     打席 安打 四球 打率 長打率 出塁率 得点圏

西川 龍馬   41  7    6   .212   .212     .333  .300
坂倉 将吾   40  5    5   .152   .152     .250  .111
安部 友裕   30  6    0   .200   .333     .200  .143

打率に関しては、3人揃って.220にも達していない状況にある。
特に坂倉選手と安部選手は、得点圏打率がともに.150未満と低い
また、出塁率は西川選手こそまずまずだが、2選手は.250と低迷
坂倉選手は通算5安打で塁打5、つまり1本も長打が出ていない。
タナキクのランナーを返す、または鈴木選手に繋ぐ役割として心もとない。

もちろん配慮しないといけない点がいくつかある。
オープン戦成績とシーズン成績が比例するのかという点。
もう1つは安部選手はインフルエンザにより途中離脱している点。
また、坂倉選手はレフトの守備で相当苦労している状況にもある。
この辺りに配慮するとしても、「開幕3番を任せる」とまでは言い難い。

 

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3番打者たちの3番スタメン時の打撃成績

 

次に3番スタメン時の打撃成績を振り返ろう。

     打席 安打 四球 打率 打点

西川 龍馬   20       5         5   .250     3
坂倉 将吾   11       2    0   .181     0
安部 友裕     7       6    0   .142     3

西川選手の打率が比較するとまずまずの打率を残しているように見える。
しかし、5安打のうち3安打は、3/3の試合に固め打ちをしている。
その試合を除いた場合の打率を計算すると、.133とかなり苦労している。

他の選手もともに.100台を記録し、3/3を除けば、3人とも.100台となる。
現時点で適任者として判断するのは難しいと言えるだろう。

その後の鈴木誠也選手が12打点を荒稼ぎしている。
そのことも踏まえ、3番打者が得点源としては機能していない。

 

改めてわかる丸選手の存在感

 

ここまででオープン戦の3番打者が機能していないことがわかる。
懸念していた「打線の分断」という状態に近いのかも知れない。

前述したように、「タナキクマル」、特に「マル」の役割は大きかった。
出塁してつなぎ役も出来れば、打って得点源として打点も稼ぐ。
12球団トップの.468の出塁率を誇り、12球団で9位の97打点を記録した。
いかに丸選手が機能することで打線が繋がってきたかがよくわかる。

 

丸選手のどこにも変わりはいない

 

丸選手の変わりを出来る選手は当然存在しない。
とはいえ、少なくとも打線としての繋がりをある程度は確保したい。
現状では3番打者で高い確率でアウトを献上する形となっている。

幸い、會澤選手がオープン戦での打撃成績が良い。
ここ数試合は少し落ちているが、十分な役割を示している。
そこでのカバーもあり、総得点自体は大きく落ちている訳ではない。
ただ、上位打線での繋がりが明らかに悪くなったのも事実である。

 

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提案したいのが「3番 鈴木誠也」

 

繋がりを欠く上位打線は、相手投手にとっても脅威ではないだろう。
少なくとも、去年よりはずいぶん楽になっているは確かである。

タナキクマルスズとつながってこそ打線として機能出来た。
さらに、後ろに松山選手、バティスタ選手と続く打線はかなり脅威。

現時点で3番を任せられる人材が見当たらない。
そこで以前から提案しているのが「3番 鈴木、4番 松山」である。

冒頭の関連記事にも書いたが、初回から鈴木選手に回るのは脅威である。
特にタナキクが機能し、鈴木選手がそれを返す形になれば初回から得点できる。
さらに、鈴木選手が避けられ出塁した場合は、後ろで松山選手が返す。
さらに、残ったランナーをバティスタ、西川、長野、安部選手が拾っていく。
2017年の上位で繋がり、下位で拾うといった布陣に近い形にも出来るだろう。

空白の3番に鈴木選手を、4番に松山選手をズラして、前出3選手を下位に回す。
打線のつながりを分断することなく、下位打線へとチャンスを繋げていく。
少なくとも、西川、坂倉、安部選手を3番にいれ、打線を分断するよりも良い。
また、3選手ともにそちらの方が本来の能力を発揮しやすい環境になるだろう。

 

拘り始めた「日本野球の伝統」

 

そもそも打線を分断してまで「4番 鈴木」に拘る必要があるのだろうか。
確かにチームの主軸として、4番にどっしり座るのも大事だろうと思う。
ただ、それは丸選手のように不動の3番がいてこその美学ではないだろうか。

衣笠&山本、長嶋&王、秋山&清原、松中&小久保など。
リーグ屈指のクリーンナップ選手がチーム内に2人いてこそ成り立つ。
残念だが、現時点で鈴木選手に肩を並べるような選手は存在しない。

丸選手を欠いた今、打線を分断してまで「4番 鈴木」に拘るべきなのだろうか
拘るべきは「チームとしていかに得点できる打線にするか」だろうと思う。
そういった視点で見ると、主軸を欠いた「今」、そこに拘る必要は無いように思う。

また、メジャーリーグではチーム最強バッターが2番や3番を打つことはよくある。
良い打者に出来るだけ打席を回したいと思えば当然そうなるのは理解できる。
日本野球のように「4番」に対する美学や拘りは強く存在しない。

 

「拘って」機能しなかった野村監督時代

 

覚えている方も多いだろうと思う。
野村監督政権時代に「ジグザグ打線」「右対左」「左対右」に拘った。

ジクザグ打線とは、右打者と左打者を交互に並べる打線のこと。
実際に行われていたが、打線自体に繋がりなく、迫力を欠くことも多かった。

また、一般的に右打者は右投手に、左打者は左投手に弱いとされている。
それを用いて、先発投手に合わせてメンバーを入れ替えていた。
前日に4安打しても、右対右だからとスタメンから外された選手もいた。

結果、拘った「ジクザグ打線」も「右対左」も「左対右」も全く機能せず。
左打者は右投手、右打者は左投手ばかりの対戦になり、レギュラーが育たない。
打席に立てなければ、慣れることも無く、育っていかないのは当然である。

その象徴が松山選手で、高い能力がありながらも出場試合が制限された。
ただ、元々左投手を苦手だったという訳ではなく、本人もそう言っていた。
実際、2014年の時点で対左投手に対して.409も打っていた。
その後、そのレッテルを払拭し、今は主軸として活躍するに至った。
もう少し早くから出場機会を与えられるべき存在であったのでもったいない。

そして2016年まで打線は低迷し続け、「3点取られたら終わり」の時期もあった。
なぜ結果が出ないのに拘り続けるのか、疑問を持って見ていた方も多いだろう。
カープブーム以前から観ている人には、良くも悪くも懐かしい光景でもある。

 

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打線を組むのに苦労しなかった緒方監督

 

そう考えると、タナキクマルがすでに育っていた緒方監督政権。
ちょうど鈴木選手が育つタイミング、新井選手のカープ復帰も重なった。

1~5番まで考える必要もなく埋まり、打線を決めるのも苦労しなかった。
一般のカープファンでも打線を組めるくらい、困難さはなく充実していた。

そして迎えた丸選手の移籍。
緒方監督が今年ほど打線に頭を悩ますことはなかっただろう。
むしろ、監督としての本当の能力が試される1年になるのかも知れない。

投手陣が不安定なカープ、打線でカバー出来なければ4連覇は厳しい。
どう打開策を打つか、監督としての「腕のみせどろ」である。

今回のまとめ

 

今回はカープの3番打者について成績とともに検討してみた。
少し力が入りすぎた感があるが、カープ愛だと思って頂ければと思う。

シーズン前から懸念していた問題がやはり起きそうな状況にある。
もちろん私の提案でうまく機能するとは限らないし、あくまでも一案。

2016年の鈴木選手のように、誰かが開花して爆発的に打つ可能性もある。
こればっかりは終わってみないとわからないので、結果を楽しみにしたい。
あくまでも過去のデータによるものなので、良い意味で裏切って頂きたい。

いずれにせよ、現時点で3番で打線を分断していることは事実である。
これから緒方監督やコーチがどう対策を練っていくかを期待することにしよう。
ピンチはチャンス、若手にとっては大きなチャンスであることは間違いない。

 

 

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