【 プロ野球選手が台湾・韓国・中国プロ野球へ 】激減した「アジア圏リーグ」という選択肢

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JUNJUN
医療系国家資格取得16年目

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◎ 現在は「法律」を勉強中
◎ スカパー契約歴12年目突入

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戦力外通告によりアジアのプロ野球に挑戦する選手がいます。
今回はアジアのプロ野球に挑戦した選手と最近の傾向をお伝えします。

 

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台湾プロ野球に所属した選手たち

 

台湾プロ野球の正式名称は「中華職業棒球大聯盟ちゅうかしょくぎょうぼうきゅうだいれんめい(CPBL)」。
1990~2000年代にはNPBを退団した多くの選手が所属していました。

しかし、近年では2019年に川崎宗則選手が所属したのみです。
さかのぼると、2013年の真田裕貴選手以来6年ぶりのNPB出身の選手となりました。

その川崎宗則選手も2020年は栃木ゴールデンブレーブスに所属。
現在はNPB出身のプロ野球選手はひとりも在籍していない状況です。

減少傾向は2010年以降からみられ始め、2010年以降は4人しか所属していません。
かつては「海外リーグと言えば台湾プロ野球」でしたが時代とともに消えつつあります

 

[ 2019年の川崎宗則選手(味全ドラゴンズ) ]

youtube動画
引用元 :【棒球】川崎宗則披上味全龍袍後首支安打就是一支二壘安! / 麥卡貝運動頻道 【公式】

 

① 中華職業棒球聯盟に所属した選手 (1989-2002)

 

ポジション 所属 NPB退団後の所属
小川宗直 投手 味全ドラゴンズ
(1992)
近鉄バファローズ (1991)
味全ドラゴンズ (1992)
立花義家 一塁手
外野手
俊国ベアーズ
(1993)
阪神タイガース (1992)
俊国ベアーズ (1993)
成田幸洋 投手 俊国ベアーズ
(1993-1994)
大洋ホエールズ (-1991)
俊国ベアーズ (1993-1994)
鈴木俊雄 捕手
内野手
味全ドラゴンズ
(1995)
ロッテマリーンズ (-1994)
味全ドラゴンズ (1995)
田島俊雄 投手 兄弟エレファンツ
(1997-1999)
日本ハム (-1996)
兄弟エレファンツ (1997-1999)
ニューアーク・ベアーズ (1999)
松永幸男 投手 統一ライオンズ
(1997)
中日ドラゴンズ (-1997/4)
>統一ライオンズ (1997/4-)
金森隆浩 投手 統一ライオンズ
(1998)
中日ドラゴンズ (-1997)
統一ライオンズ (1998)
松井隆昌 捕手 統一ライオンズ
(1998)
ロッテロッテマリーンズ (1997)
統一ライオンズ (1998)
小島圭市 投手 興農ブルズ
(1999)
中日ドラゴンズ (1998)
興農ブルズ (1999)
羽根川竜 投手 兄弟エレファンツ
(1999-2000)
ロッテマリーンズ (-1998)
兄弟エレファンツ (1999-2000)
白坂勝史 投手 兄弟エレファンツ
(1999)
中日ドラゴンズ (-1999)
兄弟エレファンツ (1999) ※ 野球留学
中日ドラゴンズ (2000)
サンアンジェロ・コルツ (2002)
カナネア・ミネロス (2003)
斉藤肇 投手 兄弟エレファンツ
(2001)
横浜ベイスターズ (-2000)
兄弟エレファンツ (2001)
日立製作所 (2002-2005)
前田勝宏 投手 興農ブルズ
(2002)
中日ドラゴンズ (2001)
興農ブルズ (2002)
フォルティトゥード・ベースボール・ボローニャ (2003)
上海ゴールデンイーグルス (2004)
アスピア学園 (2005)
岩手21赤べこ野球軍団 (2006-2007)
長崎セインツ (2008)
明石レッドソルジャーズ (2009 – 2010)

※ 俊国ベアーズ (現・富邦ガーディアンズ)
※ 興農ブルズ (現・富邦ガーディアンズ)
※ 兄弟エレファンツ (現・中信ブラザーズ)
※ 統一ライオンズ (現・統一セブンイレブンライオンズ)

 

② 台湾職業棒球大聯盟に所属した選手 (1996-2002) 

 

ポジション 所属 NPB退団後の所属
高橋智 外野手 台北誠泰太陽
(2002)
ヤクルトスワローズ (-2001)
台北誠泰太陽 (2002)
石井丈裕 投手 台北声宝太陽
台北誠泰太陽
(2000-2001)
日本ハムファイターズ (-1999)
台北声宝太陽・台北誠泰太陽 (2000-2001)
山原和敏 投手 台北誠泰太陽
(2002)
日本ハムファイターズ (-2001)
台北誠泰太陽 (2002)
加藤博人 投手 台北誠泰太陽
(2002)
大阪近鉄バファローズ (2001)
台北誠泰太陽 (2002)
安藤信二 内野手 台北声宝太陽
台北誠泰太陽
(2000-2002)
西武ライオンズ (-1999)
台北声宝太陽・台北誠泰太陽 (2000-2002)
伊藤隆偉 投手 台中媚登峰金剛
(2000)
読売ジャイアンツ (1999)
台中媚登峰金剛 (2000)
江坂政明 投手 台中媚登峰金剛
(2000)
阪神タイガース (1998)
台中媚登峰金剛 (2000)
酒井弘樹 投手 台中宏碁金剛
(2002)
阪神タイガース (2001)
台中宏碁金剛 (2002)
小早川幸二 投手 台中金剛
(1999)
広島東洋カープ (1993-1998)
台中金剛 (1999)
広島鯉城クラブ
渡辺久信 投手 嘉南年代勇士
嘉南遠伝勇士
嘉南網客勇士
(1999-2001)
ヤクルトスワローズ (1998)
嘉南年代勇士・嘉南遠伝勇士・嘉南網客勇士 (1999-2001)
小島弘務 投手 嘉南遠伝勇士
(2000)
千葉ロッテマリーンズ (-1999)
嘉南遠伝勇士 (2000)

 

③ 中華職業棒球大聯盟に所属した選手 (2003-) 

 

ポジション 所属 NPB退団後の所属
今井圭吾 投手 兄弟エレファンツ
(2003)
日本ハムファイターズ (-2002)
兄弟エレファンツ (2003)
石川雅実 投手 統一ライオンズ
(2004)
読売巨人軍 (-2003)
統一ライオンズ (2004)
成本年秀 投手 統一ライオンズ
(2005)
ヤクルトスワローズ (-2004)
統一ライオンズ (2005)
武藤潤一郎 投手 兄弟エレファンツ
(2005)
西武ライオンズ (2004)
兄弟エレファンツ (2005)
伊代野貴照 投手 兄弟エレファンツ
(-2009/5)
阪神タイガース (-2008)
兄弟エレファンツ (-2009/5)
高知ファイティングドッグス (2009/6-)
中込伸 投手 兄弟エレファンツ
(2002-2005)
阪神タイガース (-2001)
兄弟エレファンツ (2002-2005)
横田久則 投手 兄弟エレファンツ
(2003-2004)
阪神タイガース (2002)
兄弟エレファンツ (2003-2004)
芝草宇宙 投手 興農ブルズ
(2007)
ソフトバンクホークス (2006)
興農ブルズ (2007)
井場友和 投手 興農ブルズ
(2007-2008/5)
日本ハムファイターズ (-2006)
興農ブルズ (2007-2008/5)
長崎セインツ (20087-)
正田樹 投手 興農ブルズ
(2009-2010)
Lamigoモンキーズ
(-2014/5)
阪神タイガース (2007-2008)
興農ブルズ (2009-2010)
新潟アルビレックス (2011)
東京ヤクルトスワローズ (2012-2013)
Lamigoモンキーズ (-2014/5)
愛媛マンダリンパイレーツ (2014/5-)
鎌田祐哉 投手 統一ライオンズ
(2012)
楽天ゴールデンイーグルス (-2011)
統一ライオンズ (2012)
真田裕貴 投手 兄弟エレファンツ
(2013)
読売巨人軍 (-2012)
兄弟エレファンツ (2013)
東京ヤクルトスワローズ (2014)
福島ホープス (2015)
福井ミラクルエレファンツ (2016)
川崎宗則 内野手 味全ドラゴンズ
(2019)
ソフトバンク (2018)
味全ドラゴンズ (2019)
栃木ゴールデンゴールズ (2020)

※ 兄弟エレファンツ (現・中信ブラザーズ)
※ 統一ライオンズ (現・統一セブンイレブンライオンズ)
※ 俊国ベアーズ (現・富邦ガーディアンズ)
※ 興農ブルズ (現・富邦ガーディアンズ)

※ Lamigoモンキーズ (現・楽天モンキーズ)

 

尚、2021年に田澤純一投手が味全ドラゴンズに所属します。
しかし、NPBを退団した選手ではないためここでは除外しています。

 

④ 台湾プロ野球に所属した選手 (他のリーグを経由) 

 

ポジション 所属> NPB退団後の所属
野中徹博 投手 俊国ベアーズ
(1993)
オリックス (-1989)
会社員 (1990-1992)
俊国ベアーズ (1993)
中日ドラゴンズ (1994 – 1996)
ヤクルトスワローズ (1997 – 1998)
入来智 投手 La Newベアーズ
(2004)
ヤクルト (-2002)
台湾・斗山ベアーズ (2003)
La Newベアーズ (2004)
 中村隼人  投手 兄弟エレファンツ
(2006/5-)
巨人 (-2005)
千葉熱血MAKING (-2006/5)
兄弟エレファンツ (2006/5-)
竹清剛治 投手 興農ブルズ
(2006/7-)
ロッテ (-2005)
中国ホープスターズ (-2006/7)
興農ブルズ (2006/7-)
栗田雄介 投手 興農ブルズ
(2007)
オリックス (2005)
関西メディカルスポーツ学院 (2006)
興農ブルズ (2007)
マック鈴木 投手 La Newベアーズ
(2007-2008)
オリックス (-2015)
オークランド・アスレチックス (2015/12-)
ティファナ・ポトロス (2006/4-)
シカゴ・カブス (2006/8-)
タバスコ・キャトルメン (2007)
La Newベアーズ (2007-2008)
カルガリー・ヴァイパーズ (2008 – 2009)
サザンメリーランド・ブルークラブス (2009)
カルガリー・ヴァイパーズ (2010)
神戸サンズ (2011)
片山文男 投手 興農ブルズ
(2008)
ヤクルト (-2005)
YBCフェニーズ (2006-2007)
興農ブルズ (2008)
ABC東京野球クラブ (2009)
所沢グリーンベースボールクラブ (2010)
小林亮寛 投手 兄弟エレファンツ
(2008 – 2009)
ロッテ (-2005)
カルガリー・ヴァイパーズ (2006)
香川オリーブガイナーズ (2007)
兄弟エレファンツ (2008 – 2009)
エンセナーダ・マリナーズ (2011)
高陽ワンダーズ (2012 – 2013)
高津臣吾 投手 興農ブルズ
(2010)
ヤクルト (-2007)
韓国・ウリ・ヒーローズ (2008)
サンフランシスコ・ジャイアンツ (2009)
興農ブルズ (2010)
新潟アルビレックス (2011-2012)

※ 兄弟エレファンツ (現・中信ブラザーズ)
※ 俊国ベアーズ (現・富邦ガーディアンズ)
※ 興農ブルズ (現・富邦ガーディアンズ)

※ La Newベアーズ (現・楽天モンキーズ)

 

⑤ 高野圭佑投手が中信兄弟の入団テスト受験へ

 

2021年4月に高野圭佑投手が中信兄弟の入団テストを受けることが発表されました。
当初の報道では契約と発表されていましたが、翌日の報道では入団テストとなっています。

ひとまず2週間の隔離生活に入り、その後入団テストに挑戦します。
とはいえ、ほぼ契約は決まった状態で、最終チェックのテストかと思われます。

無事に契約となれば、NPB選手が所属するのは2019年の川崎宗則選手以来。
監督は元阪神の林威助氏で、高野圭佑投手にとってもプレイしやすい環境となります。

youtube動画
引用元 :【台湾プロ野球】高野圭佑が台湾語で挨拶。~中信兄弟~ / トライアウト受ける高野圭佑 【公式】

 

 

 

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韓国プロ野球に所属した選手たち

 

韓国プロ野球の正式名称は「KBOリーグ」。
主に2000年代にNPBを退団した多くの選手が所属していました。

しかし、最後に所属したNPB出身の選手は2010年の岡本真或投手が最後。
10年間もNPB出身の選手がひとりも在籍していない状況です。

台湾プロ野球に比べ、思ったより所属した選手が少ない印象です。
「NPBからKBO」よりも「KBOからNPB」の選手が多い傾向と言えます。

① 韓国プロ野球に所属した選手 (1982-) 

 

ポジション 所属 所属時期
宮城弘明 投手 ピングレ・イーグルス
(1988-1992)
ヤクルト (-1987)
ピングレ・イーグルス (1988-1992)
入来智 投手 斗山ベアーズ
(2003)
ヤクルト (-2002)
斗山ベアーズ (2003)
台湾・La Newベアーズ (2004)
塩谷和彦 内野手 SKワイバーンズ
(2006)
オリックス (-2005)
SKワイバーンズ (2006)
高津臣吾 投手 ウリ・ヒーローズ
(2008)
ヤクルト (-2007)
ウリ・ヒーローズ (2008)
サンフランシスコ・ジャイアンツ (2009)
台湾・興農ブルズ (2010)
新潟アルビレックス (2011-2012)
門倉健 投手 SKワイバーンズ
(2009-2010)
サムスンライオンズ
(2011)
巨人 (-2008)
SKワイバーンズ (2009-2010)
サムスンライオンズ (2011)
伊達聖ヶ丘病院硬式野球部 (2012)
岡本真或 投手 LGツインズ
(2010)
西武ライオンズ (-2009)
LGツインズ (2010)
楽天ゴールデンイーグルス (2011)

※ ピングレイーグルス (現・ハンファ・イーグルス)
※ ウリ・ヒーローズ (現・キウム・ヒーローズ)

 

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中国プロ野球に所属した選手たち

 

中国プロ野球の正式名称は「中国プロ野球連盟」。
NPBを退団した選手が所属したのはわずか4人しかいません。

最後に所属したのが2007年の礒恒之投手で、13年間在籍していません
リーグのレベルが低く、NPB復帰のアピールには難しいのが正直な所。

今後、NPBから所属する選手が現れる可能性は低いと考えられます。
もちろん20年くらい経てば状況が変わっている可能性も考えられます。

① 中国野球リーグに所属した選手 (2002-2018) 

 

ポジション 所属 所属時期
前田勝宏 投手 上海ゴールデンイーグルス
(2004)
中日ドラゴンズ (2001)
興農ブルズ (2002)
フォルティトゥード・ベースボール・ボローニャ (2003)
上海ゴールデンイーグルス (2004)
アスピア学園 (2005)
岩手21赤べこ野球軍団 (2006-2007)
長崎セインツ (2008)
明石レッドソルジャーズ (2009 – 2010)
竹清剛治 投手 中国ホープスターズ
(-2006/7)
ロッテ (-2005)
中国ホープスターズ (-2006/7)
興農ブルズ (2006/7-)
原井和也 内野手 中国ホープスターズ
(2006)
千葉ロッテマリーンズ (-2005)
中国ホープスターズ (2006)
礒恒之 投手 江蘇ホープスターズ
(2006-2007)
千葉ロッテマリーンズ (-2002)
住友金属鹿島 (2003-2004)
佐川急便軟式野球部 (2005)
江蘇ホープスターズ (2006-2007)

※ 上海ゴールデンイーグルス (新リーグにより消滅)
※ 中国ホープスターズ (現・江蘇ヒュージホーセス)

※ 江蘇ホープスターズ (現・江蘇ヒュージホーセス)

 

今回のまとめ

 

今回はアジア圏のプロ野球に挑戦する選手について話を進めてきました。
近年では選択肢としてアジア圏でプレーする選手がかなり少なくなっています。

20年前と比較し、海外の情報も増え、航空機などの移動も容易となりました。
また、アメリカからもスカウトが訪れ、選手の調査も盛んになっています。

同時に台湾や韓国などのトップクラスの選手のMLB進出も増加。
それに伴って、各国のプロ野球のレベルも低下傾向にあるのかも知れません。

また、国内に独立リーグができたことでそちらに所属する選手も増えました。
近隣国のチームに所属するより選択肢として容易であるのは事実でしょう。

様々な理由によりアジア圏に進出する選手は減少傾向となっています。
この傾向は時代が変わっても大きく変わらないのではと感じています。

かつては退団後の選択肢として需要のあったアジア圏のプロ野球。
今後、この流れがどう変化するかに注目しながら見守っていきましょう。

 

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