【 元カープのジェイ・ジャクソン投手 】4年振りにMLBに復帰、その活躍と日本球界復帰の可能性

簡単な自己紹介

JUNJUN
16年目の医療系国家資格取得者で野球を中心に活動し、現在は『法律』も勉強中です。
詳しいプロフィール

 

2019年からMLB復帰を果たしたジェイ・ジャクソン投手。
今回はカープ退団後のジャクソン投手の活躍を中心に話を進めていきます。

 

2019年からメジャーリーグ復帰

 

カープとの契約が2018年で終了したジェイ・ジャクソン投手。
2019年からはアメリカに帰国して再びMLBに復帰してプレーしています。

所属はミルウォーキー・ブリュワーズ(契約時は傘下3A/サンアントニオ)。
発音の関係で表記が「ブルワーズ」とも掲載されていることもあります。

www.mlb.com

 

過去には日本人選手も多くが在籍していた馴染みのあるチーム。
ただ、選手として晩年に所属する場合が多く、その印象が薄いかも知れません。

[ ブリュワーズに所属した日本人選手 ]

 

① ジェイ・ジャクソン投手の2019年成績

 

まずは2019年の成績を振り返っていきます。

  • 28試合 1勝0敗 4.45 30回1/3
  • メジャー昇格は4月と7月の2度
  • 7月昇格後はメジャーに定着

 

2019年にメジャーリーグで投じた球種は3つ
速球系と横に動かす系と落とす系のバランスは取れています。

カープ在籍時に投げていたスプリットは投げていないようですね。
また、スライダーの割合を増やし、チェンジアップが減っています。

4シームの投球割合はカープ在籍時とほぼ同じ程度。
横方向の変化量は日本と同様、MLBでも平均値を上回りました。

図1 球種割合

 

奪三振の割合は来日1年目の数字まで戻してきています。
もちろん日本とアメリカでは環境が違うので、単純な比較はできません。
ただ、不調だった2018年よりも改善傾向にあると言って良いでしょう。

4シームは高めを中心に、スライダーは対側低めに投げて空振りを奪う。
特にスライダーが有効球となり、スイング率も奪三振率も改善できました。

4シームの平均球速は開幕時の93マイルから終盤は95マイルまで向上
約3キロ向上することで高めの空振りを取りやすくなった要因と考えられます。
※ 93マイル=約149キロ、95マイル=約152キロ

図2 奪三振率と与四球率

 

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②ジャクソンスマイルから生まれたブランド「JAXLAND」

 

ジャクソン投手と言えば、日本では「ジャクソンスマイル」が人気でした。
そのジャクソンスマイルをロゴとした「JAXLAND」というブランドもあります。

広島の友人たちが立ち上げたそうですが、ロゴを目にした方も多いと思います。
(※ 2020年に「JAXLAND」のホームぺージは削除されました)

 

そのデザインはMLBの現地記者にも注目され、Twitterにて紹介されています。
グラブにもカタカナで「ジャクソン」と刻まれており日本愛が伝わってきますね。

 

③「ジャクソンスマイル」は日本限定?

 

しかし、MLB復帰後の映像を見るとジャクソンスマイルは見られません
さらにラインを跨ぐルーティンやキャップのツバで額を拭くいつもの姿は見られません。

日本だからできていたのか、帰国後はそのスタイルを変えたのかも知れませんね。
ただ、前述の記者の投稿から、普段は笑顔を絶やさない姿を見せている様子です。

www.mlb.com

 

③ 日本球界復帰の可能性は十分にある

 

カープ退団時には「日本で投げるチャンスがあれば」と語っていました。
2020年以降に日本球界復帰の可能性があるのかを考えてみたいと思います。

もし2019年シーズン後半の投球ができればMLBとの契約も可能です。
ただ、圧倒的なポジションを確立しておらず、安心できる立場ではありません。

マイナー契約になる可能性など不透明なMLBとの契約。
2020年の契約状況によっては日本球界復帰の可能性はありそうです

日本での実績も十分で、日本の生活にも十分に慣れています。
明るい性格からどのチームに入ってもチームに溶け込むのも早いでしょう。

 

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2019年オフ以降の追記

 

① 千葉ロッテマリーンズと契約合意の報道

 

2019年12月3日に千葉ロッテマリーンズに入団が決まったとの報道がありました。
アメリカのジョン・モロシ記者のTwitterでも以下のようにコメントしています。

今季ブリュワーズに在籍したジェイ・ジャクソン投手がNPBの千葉ロッテマリーンズに入団が合意していることを確認している。 ~ジョン・モロシ記者

 

② 2020年1月に入団会見

 

ロッテへの入団が決まった12月4日には以下のようにコメントしています。
興奮した様子と再び日本のプロ野球で登板できる喜びにあふれた内容でした。

「千葉ロッテマリーンズという、とても素晴らしい球団に入団することが出来て、本当に興奮している。オレはリーグ優勝をしてCSを突破して、日本一になるために全力を尽くすことを約束する。オレのジョブはチームに最善を尽くすことで前向きで幸せな流れを作り上げることだ。この機会を与えてくれた千葉ロッテマリーンズの首脳陣、そして経営陣の方々に心から感謝する。さあ、マリーンズファンの友よ、共に戦い、共に笑おう。勝利のスマイルの準備はできているか? 2020年はたくさん、笑うぜ。今まで味わったことがないぐらい、たくさんだぜ。LET’S JACKSONスマイル! LET’S GO MARINES!」

~ ロッテが元広島ジャクソン獲得「たくさん、笑うぜ」/日刊スポーツ https://www.nikkansports.com/baseball/news/201912040000270.html

 

また、2020年1月31日にロッテの入団会見を行いました。
会見の際に以下のように日本球界復帰への意気込みを語っています。

「日本は住みやすく、千葉での生活も楽しみ。今ワクワクしている。目標は優勝。そのために僕がここに来たと思っている。」

ロッテ・ジャクソン「優勝するために来た」 ハーマンと入団会見 / スポニチ https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2020/01/31/kiji/20200131s00001173417000c.html

 

楽天に在籍したフランク・ハーマン投手と共に中継ぎでのフル回転を期待されています。
日本で実績のある2人の外国人投手を補強することで優勝を目指しシーズンを闘います。

 

[ 2020年NPB成績 ]

  • 7試合 0勝0敗1S 3.86 7回

 

③ 大麻所持の疑いで逮捕、そして不起訴処分

 

2020年7月7日に大麻所持の疑いにより家宅捜索により大麻所持が判明しました。
所属のロッテには本人から契約解除の申し出があり、9日に受理されたようです。
日本球界復帰後も1軍で活躍していましたので、非常に残念なニュースとなりました。

 

ただ、7月30日に処分保留で釈放し、8月4日に嫌疑不十分で不起訴処分となりました。
今回のジェイ・ジャクソン投手の処分について広島県警は以下のようにコメントしています。

「事実を認定するに足りる証拠がなかった」

~ 元ロッテ・ジャクソン投手を嫌疑不十分で不起訴処分 / 日刊スポーツ https://www.nikkansports.com/baseball/news/202008040000454.html

 

代理人の望月宣武弁護士も以下のようにTwitterでコメントしています。
詳細なことはわかりませんが、なぜ所持していのかは不明のままでした。

 

③ シンシナティ・レッズとのマイナー契約を発表

 

8月28日にシンシナティ・レッズとのマイナー契約を地元紙が報道しました。
まずはキャンプに参加し、MLBへの復帰を目指して再スタートすることとなりました。

 

ここまでわかったこと

 

ここまでわかったことをまとめます。

  • 2019年からミルウォーキー・ブリュワーズでMLBに復帰
  • 2度の昇格があり、28試合に登板
  • 4シーム、スライダー、ナックルの3球種が中心
  • MLB復帰後は奪三振率が向上
  • ジャクソンスマイルは日本限定
  • 日本復帰の可能性も有り得る
  • 追記 : 千葉ロッテマリーンズとの契約合意の報道
  • 追記 : 大麻所持により逮捕
  • 追記 : シンシナティ・レッズとマイナー契約

 

今回のまとめ

 

今回はMLB復帰したジェイ・ジャクソン投手を中心に話を進めました。
7月以降はメジャーに定着し、リリーフの一角に定着し活躍しています。

プレーオフのメンバー入りも果たし、来季の契約の可能性も十分。
20018年には元カープのブレイシア投手もレッドソックスで活躍しました。

2020年シーズンの去就がまだどうなるのかわからないのが現状。
年齢もまだ若く日本球界復帰という可能性もまだまだある投手です。

今もカープファンの記憶に強く残るジェイ・ジャクソン投手。
2020シーズンもMLBのマウンドで躍動している彼の姿に期待しています。

 

 

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