丸佳浩選手の穴は確かに大きい…どうやって埋める? 【1】

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16年目になる医療系国家資格取得のトレーナーです
現在は「医学」に加えて「法律」も勉強しています。
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丸選手が抜けたことにより、大きな穴ができました。
長野選手の補強はあれど簡単には埋まらないだろうと思います。
今回は簡単に埋まらないものをどう埋めていくかを少し考えてみました。

 

2018年の丸選手の成績は?

 

  • 丸佳浩 .306 39本塁打 97打点 出塁率.468 10盗塁

こうして改めて振り返ると、大きな穴なのは間違いない。
ここ数年を見ても、これだけハイレベルな数字を残したのは他に鈴木誠也選手のみ。
おそらく新井選手がFA移籍した際よりも、“損失”だけを見れば大きいと思われる。

 

野手の誰かが1人で補うのは困難

 

当たり前だが…誰かが1人で丸選手のぶんを補うのは困難。
まず、センターが誰が守るのか、3番は誰が打つのかという問題に直面する。

現在、センターの候補として野間選手を筆頭に、西川選手があげられる。
また、3番候補には長野、西川、バティスタ、坂倉選手など複数名が挙がっている。

ただ、今シーズンは開幕スタメンの目途がたたないポジションが複数存在する。
ポジションを挙げれば、一塁手、三塁手、レフトがそうだろう。
複数ポジションを守る選手たちが、守備位置を転々とすることがその原因でもある。
また、そのポジションにおいて決定打を打てる選手が出てきていないこともある。
とはいえ、誰が入るにしても、そっくりそのまま埋まる穴ではない。

 

「打撃面での損失」を考えてみる

 

丸選手が得点に貢献した数字はリーグトップ。
平均的な選手に比べて約1.9倍も高くチーム得点に貢献していることになる。
4番を打つ鈴木誠也選手はリーグ2位を記録し、約1.8倍の貢献をしている。
単純に合計すると、2人で約4人ぶんの働きをしていることになる。
2018年のカープの3番・4番がどれだけ脅威だったかが改めてわかる。

※ 平均値あたりにいるのが田中広輔選手や野間選手

 

「走塁面の損失」を考えてみる

 

走塁面に関しては、ケガの影響もあり2018年は平均レベル
ただ、ケガ以前の状態に戻ったのであれば、損失は大きいと思われる。
特に2017年に限定すると、リーグトップクラスの働きをみせていた。
盗塁こそ多くはないが、全般的な走塁面での貢献度は高かった。
いずれにせよ、ケガの回復の状態次第といったところと思われる。
2018年のケガを機に下降するのか、戻るのか見どころでもある。

 

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「守備面の損失」を考えてみる

 

こちらも走塁面と同様に、ケガの影響を大きく受けた
プロ野球トップクラスの2017年と比べると、貢献度は大きく低下した。
ゴールデングラブこそ受賞したが、本来の守備とはほど遠いのは否めない。
例年に比べて、明らかな守備範囲の低下が目立ったシーズンとなった。
多くの試合を見ている方の中にはすでにお気付きな方も多いだろう。

センターのゴールデングラブ賞は中日の大島選手で間違いない。
桑原選手も候補であるが、守備機会が少ないため大島選手が妥当だろう。

ゴールデングラブ賞は記者投票で決まる。
そのため、実際の貢献度より「印象度」が強く影響する面が課題である。
打撃成績と比べ、単純な数字で評価できない守備ならではの課題とも言える。

ただ、外野の場合は全てを一括りにして、上位3人という形で選ばれる。
全体的に外野手の守備能力が低かった 2018年だから選出されたのかも知れない。
もし、守備機会が800以上という条件なら、平田、大島、桑原選手が妥当だろう。

再び、話を丸選手に戻す。
守備に関しても、ケガの回復次第といったところになるだろう。
もし2017年のレベルに戻るのであれば、損失は大きいと言える。

ただ、巨人は“鈴木尚広2世として”松原聖弥選手を器用したい方針がある。
そのため、丸選手をライトに転向するとの声も聞かれるようになってきた。
これも丸選手の足の状態と、松原選手の打撃の状態次第かと思われる。

baseballking.jp

 

ここまでを整理してみると

 

  • 打撃面では球界トップクラスの損失
  • 走塁・守備面ではケガの回復次第
  • 2018年程度の守備・走塁ならカバー出来る

 

① 打撃面

損失分を何人かの選手で分担して底上げするしかない。
個人的には松山選手と西川選手の大幅なアップを期待したいところである。

特に西川選手に関してはレギュラーに定着できればそれが期待できる。
ただ、西川選手の守備位置をどうするかが現状では悩みの種である。

そして、長野選手が加わったので、損失分を丸々を補う訳ではない。
長野選手の貢献度も2018年のカープに当てはめるとチーム4位に位置する。
現実は計算通りにはならないが、約0.7人分をみんなで補えば良いことになる。

② 守備面

野間選手が入るなら大きな損失にはならないだろう。
ただ、2018年の野間選手のレフトの守備貢献度は意外にも高くはない。
レフトとしては平均的なレベルの選手の守備能力を示していた。
とはいえ、2018年の丸選手の守備レベルであれば十分に補えるだろう。

現在のオープン戦では西川選手がセンターに入っている。
実戦の中でいかに対応できるかがポイントとなるだろう。
しばらくは慣れが必要なので、首脳陣もある程度は我慢する必要はある。

それよりも、野間選手の抜けたレフトに誰が入るかが鍵になる。
そこで大きく守備力が低下してしまうと、全体的な外野の守備力は低下する。
長野選手がレフトに入るようであれば、大きな損失はないかも知れない。
バティスタ選手が入るのであれば、少々我慢が必要になるのは仕方ない。
オープン戦では坂倉選手が入っているが、正直現段階では厳しいのが状況。

③ 走塁面

走塁面も守備面と同じようなことが言える。
2018年の丸選手レベルであればあまり大きな損失とはならない
ただし、それ以前の丸選手で考えるならば大きな損失と言える。

今の丸選手の状態がよくわからないので守備・走塁面の損失は判断しにくい。
2018年レベルの守備・走塁面の損失であれば、現メンバーで十分に補える。
打撃面に関しては、1人では無理なので、チーム一丸で補うしか他にはない。

 

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今回のまとめ

 

今回は前編として2018年までのデータを整理してみた。
打撃面での損失はかなり大きいのはよくわかったと思う。
反面、守備・走塁面では“2018年レベルの丸選手”なら補えるだろう。
ここからポジションがどう決まるかは開幕までの楽しみでもある。

 

 

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