【 プロ入り初の首位打者獲得へ 】8月の鈴木誠也選手の打撃内容はどう変わった?

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3番センター3番センター
16年目になる医療系国家資格取得のトレーナーです
現在は「医学」に加えて「法律」も勉強しています。
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8月に入り、好調を維持している鈴木誠也選手。
そこで打撃内容を分析してどう変化しているのかを検討していきます。

 

鈴木誠也選手の8月の打撃成績

 

ここまでの8月の成績を振り返ろう。

  • 49打数 21安打 14四球 0本塁打 8打点 打率.429

8月に入って、高打率をキープしているものの本塁打は0。
打率を見てわかる通り、調子が悪くて打てていないのではない。
それまでの打撃スタイルとは大きく変化している様子が伺える。

 

月別の塁打の推移はどう変わったのか?

 

8月には本塁打が0だが、単打(一塁打)が多く出ている。
8月の残り試合を考えると最多記録の5月を超えそうな勢い。
二塁打数もすでに2位の位置におり、月末には最多の可能性も高い。
このように8月はグラフ全体が「単打寄り」にシフトしている。

図1 2019年の安打分類割合

 

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変化した打球角度はどう変わったのか?

 

8月に入り、ライナーとゴロが増え、フライが減っている。
打球角度が通常よりも低下することで起きていると推察出来る。
当然ながら打球角度が下がれば、本塁打は出にくくなる。
こういった面でも本塁打が0という結果と繋がってくるだろう。

図2 2019年の打球割合

 

変化した打球方向はどう変わったのか?

 

8月に入ると、レフト方向とライト方向の打球が減った。
センター方向の打球が増加し、センター中心に打っているのがわかる。
特に7月と比較すると、レフト方向の打球が大きく減少している。
グラフの形態としては打撃が好調だった5月に使い形となっている。

図3 2019年の打球方向割合

実際に8月の安打になった打球方向の内訳をみると顕著である。
安打の50%がセンター方向を占めており、8月の傾向がわかる。
打球全体で見ても、安打で見ても「センター中心」であった。

図4 安打の打球方向割合

 

自分の役割に徹している8月の鈴木誠也選手

 

8月に入り、松山竜平選手も復調傾向にある。
また、西川龍馬選手にも長打が生まれ始めることでかかる負担は減ってきた。
メヒア選手も1軍に定着することで、長距離が打てる選手が1枚増えた。
春先は鈴木選手とバティスタ選手頼っていた「一発」がここにきて分散し始めた。
過度の強振しなくても、前後を打つ打者が長打を担ってくれるようになった。
鈴木選手は強振することなく、打線として繋ぐことに徹することが出来ている。
1番、3番、5番が固定され始めることで、鈴木選手の打撃も変化し始めた。

また、現在セ・リーグ首位打者に位置し、2位を大きく引き離している。
まだ優勝争いをしているため口にしないが、首位打者も視野に入れているだろう。
初の打撃タイトル獲得に向け、そういったことも考えられるのではないだろうか。
強振を捨て、センター中心に打つことで現在の高打率をキープ出来ているだろう。
もともとスイングの癖が強く、夏場までそういった様子も見られていた。
最近は極端に表れることも少なくなり、そういった面で変化しているのだろう。
優勝と初タイトル獲得に向けて、今の自分の役割に徹していることが想像できる。

 

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ここまでわかったこと

 

ここまでわかったことをまとめてみよう。

  • 鈴木選手の8月の打撃は好調を維持
  • 本塁打は0本で「単打寄り」に安打割合がシフト
  • これまでの月より打球角度が減少傾向にある
  • 打球方向がセンター中心に変化し、安打もセンター中心
  • 8月に入り打撃陣も整い、自分の役割に徹している

 

皮肉にも実現した「3番 鈴木誠也」選手

 

バティスタ選手のドーピング違反に伴い、本日から鈴木選手が3番に。
皮肉にも2月からこのブログで提案していたことがこの時期に実現することに。

4番に拘る必要はないということは以前から何度か述べてきた。
打順に拘って打線を分断するより、得点の入りやすさを考えるべきである。

 

今回のまとめ

 

今回は8月の鈴木選手の打撃について話を進めてきた。
現在、首位打者に立っており初の打撃タイトルも視野に入ってきた。
もちろん本人は優勝することが先ではあるのは間違いない。
しかし、首位打者を取れる打撃があれば優勝も近づくのも事実。

一時期の強引さは消え、安定したスイングを見せている8月。
本塁打という意味では物足りないかも知れないが、今のスタイルも良い。
状況に合わせて対応できるだけの能力の高さがあるということだろう。

巨人も一時の勢いは消え、連勝出来れば一気に追い越せる位置まで来た。
鈴木選手の打撃がチームを押し上げ、4連覇に貢献することを期待したい。

 

 

 

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