【 長野久義選手が1軍復帰 】ルーキー以来の2軍降格を経験した「2か月間」で得たもの

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JUNJUN
16年目の医療系国家資格取得者で野球を中心に活動し、現在は『法律』も勉強中です。
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長野久義選手の1軍復帰がついに決まりました。
2軍での2か月を振り返りながら今後を検討していきます。

 

ルーキー以来の2軍降格

 

長野久義選手の2軍降格が決まったのが7月2日。
ケガ以外での2軍降格はルーキーの2010年以来となりました。

開幕から本来の打撃は影を潜め、極度の打撃不振に。
慣れない環境もあったでしょうが、期待された数字は残せませんでした。

  • 49試合 .208 (22/106) 2本 7打点

 

① 2軍での通算成績

 

ここから2軍での成績を振り返ります。

  • 27試合 .268 ( 22/82) 1本 8打点

この数字だけを見るとまずまずの成績と言えるでしょう。
ただ、長野久義選手として見た場合にはやはり物足りない数字です。

定かではないですが、体調面の不安があったとの一部報道もありました。
そこで、2軍で過ごした2か月間の打撃成績をもう少し詳しく振り返ります。

 

② 打てない日々が続いた7月と復調傾向を見せた8月

 

2軍降格した7月は苦戦する日々が続きました。
打率は2割に届かず、打席を重ねても一向に打撃が上向くことはありませんでした

1軍投手のみならず、2軍投手にも苦戦する辺り、相当不振を極めたのでしょう。
あっさりと空振りや三振をする姿も多く、打てる感じのしない打撃が続きました。

  • 14試合 .186 (8/43) 0本 3打点

 

ただ、8月になると一気に打撃内容が改善していきます。
打率は4割を超える時期もあり、通算で.368と高打率を残しています。

2軍とはいえ、ようやく本来の打撃を取り戻してきたようです。
本塁打も放ち、持ち前の右中間への長打が少しずつ出始めています

  • 12試合 .368 (14/38) 1本 5打点

 

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8月に起きた打撃内容の変化

 

次に打率と四球率の割合をみていきます。
7月に比べて8月は安打が倍増し、四球がかなり減少しています。

四球の減少は打撃の調子が上がり積極的に打ちに行った結果でしょう。
高打率、低四球率といった特徴的な打撃成績を残した8月でした。

図1 2軍での打率と四球率

 

次に三振率を見ていくと8月に入って大幅に下がりました。
7月に比べて10%近く改善しており、ここからも復調具合がわかります。
四球と三振が減ったことは、追い込まれる前に勝負出来ている証拠でしょう。

図2 2軍での三振率

 

当然ながら、8月に入って出塁率も向上しました。
四球が極端に少ないため、ほぼ安打だけで出塁率が構成されています。
改めて特殊な形で好成績をのこしている8月の打撃成績でした。

図3 8月の打率と出塁率

 

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試合に出れることが楽しそうだった2軍の長野選手

 

実際に2軍での様子を見ていると実に楽しそうに野球をしていた。
若手とも気さくにコミュニケーションを取り、笑顔で談話をしていた。
プレーしながらも、吉見投手など対戦相手と笑顔で会話をしていたり。
野球選手として試合に出れることが幸せかのようにプレーをしていた。
ベンチにいることの多かった移籍1年目の1軍生活。
2軍ながらも多くの試合に出て、打席に立てたこの2か月。

活躍できなかった1軍生活とプロ入り初の長い2軍生活。
他の選手に愚痴をこぼすでもなく、いつも前向きな姿を見せていたらしい。
現実を真摯に受け止め、諦めず取り組む姿は若手たちの見本となっただろう。

 

① そしてついに1軍に復帰

そして2か月間の2軍生活から本日から1軍復帰となる。
バティスタ選手の離脱に伴い、右の外野手枠が1つ空いた。
松山竜平選手の調子も上がってきたが、スタメンの可能性も高い。
長野選手本人も代打よりも4打席立つ方がリズムが作りやすいだろう。
優勝は正直厳しくなってきたが、DeNAとの順位争いはまだ残っている。
カープで日本一の経験があるのは長野選手ただ1人。
優勝争い、タイトル争い、積み上げてきた経験をここで発揮して欲しい。

 

② 長い2軍生活がきっと役に立つ時が来る

 

プロ入り以来、初めて長い2軍生活を送った長野選手。
ここまで長く2軍を経験したことは将来役に立つ日が来るだろう。
一流選手でも短期間経験することはあるが、それとはやはり違う。
長い時間、10代の若手と一緒に過ごすことで感じたこともあっただろう。
触れてみないとわからないこともたくさん経験したことに違いない。
いずれ指導者になった時にこの経験が必ず生きてくるだろうと思う。
実際に若手野手に質問されたりすること多かっただろうと思う。
スター選手がいきなりコーチをしても上手くいかないことは多々ある。
2軍をほとんど経験せず、引退まで過ごしたような選手だと尚更だ。
わかっているつもりでも体験したのとしてないのでは違うだろう。
もし巨人にいたらこういう経験をすることもなかったのかも知れない。
そう考えると、長野選手にとっては良い経験になったのではないだろうか。
また若手と過ごすことで長野選手の気持ちにも変化が出たのではないだろうか。

 

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ここまでわかったこと

 

ここまでわかったことをまとめてみよう。

  • 2軍での7月は不振を極めたが、8月に復調傾向
  • 8月に入り、安打率が増加し、四球率が低下
  • 8月に入り、三振率が10%近く低下
  • 8月の出塁率のほとんどが安打によるもの
  • 楽しくプレイしていた2軍生活
  • 長い2軍経験が将来の役に立つ

 

今回のまとめ

 

今回は1軍復帰の長野久義選手について話を進めてきた。
不振を極めた7月までと変化し、8月は復調傾向を見せている。
若手と過ごすことで新たに気付いた気持ちの変化もあっただろう。

経験豊富なベテランとしてここにきて1軍への復帰。
順位争いが熾烈な今の時期こそその経験が生かされるに違いない。
もちろん2軍の投手とは違い、そうそう簡単に打たせてはくれないだろう。
しかし、気持ち新たに1軍復帰する長野選手の姿を見たいファンは多い。

ここまで移籍1年目で思うようにいかないことも多かっただろう。
最後の最後に本来の長野選手らしい打撃を見せ活躍する姿に期待したい。

 

 

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