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先発投手たちの2019年、やはりジョンソン投手がNo.1

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実績組の不調や離脱が目立った2019年の先発投手陣。
2018年の成績と比較を行いながらカープの先発陣を検討していきます。

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先発投手たちの貢献度

 

最初に登板試合数と投球内容をプロットした表から見ていく。
登板試合はやはり大瀬良大地投手とジョンソン投手が多い。
トミージョン手術から復活してきた床田寛樹投手が2人に続く。
フル回転を期待された野村祐輔投手は数回の離脱のため登板数が物足りない。
投球内容に目を移すとジョンソン投手がチームNo.1に君臨。
逆に2.97と防御率の良い床田投手だが投球内容がずいぶんと悪い。
その原因はすでに理解しているが、それは別の回で紹介する。

 

図1 登板数と投球内容の関係
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投球内容とイニングとの関係もプロットした。
位置関係は先ほどのグラフとほとんど変わりないようである。
総括的には2019年はジョンソン投手がまずまずの成績といったところ。
その他、軸として期待された大瀬良投手と野村投手の2人が物足りない。

 

図2 イニングと投球内容の関係
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2018年まで貢献してきた先発投手の変化

 

2018年までにローテーション登板した投手は7名中4名。
グラフを見てパッと目を引くのは九里投手の先発としての成長だろう。
イマイチ勝ち星が伸びてないが、2019年と比較するとかなり改善された。
ジョンソン投手は微減、大瀬良投手は微増、野村投手は改善した。
野村投手は改善はしているものの、登板数が少なく貢献度が高くない。
フルシーズンでこの内容なら二桁勝てただろうが、離脱することが多い。
調子の良し悪しが極端に出て、体力的にシーズン持たない課題が残る。
大瀬良投手はここで再三取り上げる通り、エースと呼ぶには疑問が付く。

 

図3 主な先発投手の2018年と2019年の投球内容の比較
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2019年のクオリティースタート率

 

先発としてのひとつの評価であるクオリティースタート。
最近は評価が見直されてきつつあるが、参考までに紹介したい。
最も多いのは大瀬良投手で、床田投手がそれに続いている。
しかし、大瀬良投手がQSを達成した試合はオースター前がその大半。
オールスター後は早い回で失点することが多くなり、QSの機会が減った。
この件に関しては以前にも述べたが、大事な時期に勝てないのは痛い。
二桁勝利こそ挙げているが、こうした点で見れば「エース」とは言い難い。

 

図4 2019年のクオリティースタート率
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床田寛樹投手の飛躍が目立った2019年

 

2019年は先発に新たな顔が加わった。
床田投手の投球内容や勝利数はあまり良いといえるものではない。
シーズン途中から疲労により本来の投球は確かに出来ていないのは事実。
しかし、手術後、そしてプロ初のシーズン通したローテーションの1年。
それを考えると、ほぼ1年ローテーションを守り抜いたことは称賛したい。
この経験を糧に2020年以降は先発の軸として活躍を期待したい。

そして、2018年中継ぎでフル回転したアドゥワ誠投手は先発へ転向した。
完投勝利を挙げた試合もあったが、昨年ほどの球威も無く簡単に打ち込まれた。
詳細は別の機会にするが、2018年に見せていた投球内容とは大きく変わった。
2018年にフル回転した疲労が抜け切れていない面もあったのかも知れない。

山口翔投手は2年目ながら6試合に先発。
初先発初勝利を挙げて、活躍が期待されたが思うようにはいかなかった。
制球を気にして腕の振りが悪く、精神面をコーチから指摘されたこともあった。
2軍降格後も打ち込まれるケースも多く、不安定な投球が続いていた。

  

ここまでわかったこと

 

ここまでわかったことをまとめてみよう。

  • ジョンソン投手の貢献度が高い
  • 投球内容はジョンソン投手が最も良い
  • 九里亜蓮投手の先発としての成長が目立つ
  • 野村祐輔投手と大瀬良大地投手の成績が物足りない
  • 床田寛樹投手はローテーションをほぼ1年守った

 

まとめ

 

今回は2019年の先発投手たちを中心に話を進めてきた。
3本柱を期待された大瀬良投手、ジョンソン投手、野村投手。
ジョンソン投手は次第点だが、他2人は精彩を欠いた1年だった。

反面、床田投手の台頭が目立ち、久々に日本人左投手がローテを守った。
規定投球回数まであと少しだが、中継ぎ登板で埋めるかどうか見どころである。
何とか達成させたい気持ちが強いが、あとは首脳陣が決めることである。

そして、岡田明丈投手と薮田和樹投手は2019年も不振を極めた。
二桁勝利を挙げた時の面影なく、ほとんどを2軍で登板する1年となった。

全体的に物足りない印象の強かった2019年の先発投手陣。
もう残り3試合だが、CS残留に向けて彼らの本来の投球に期待したい。

 

 

 

以上、先発投手たちの2019年、やはりジョンソン投手がNo.1…でした。
どこかで誰かのお役に立ててれば幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました。 

 

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