現役トレーナーのカープぶろぐ!

広島で生まれ育った生粋のカープファン&野球を専門に携わるトレーナーがカープを中心に気ままに投稿します。また、阪神タイガースの尾仲祐哉投手の投稿も時々。更新は不定期デス。

長野久義選手が1軍復帰へ、2軍で過ごした2か月間

長野久義選手の1軍復帰がついに決まった。
2軍での2か月を振り返りながら今後を検討していきます。

f:id:carp-toyo:20190328170039j:plain

 

 

 

ルーキー以来の2軍降格

 

2軍降格が決まったのが7月2日。
ケガ以外ではルーキーの2010年以来の2軍降格となった。
本来の打撃は開幕から影を潜めており、極度の打撃不振に。

  • 49試合 106打数 22安打 2本塁打 7打点 打率.208

「スロースターター」として有名な長野選手。
スタッフもファンも徐々に調子が上がるだろうと期待して見ていた。
しかし、毎年調子の上がってくる6月を過ぎても変わらず不調は続いた。
打率も2割を切り、1割台を記録し、本来の長野選手の姿とは程遠かった。
そして、一向に上昇しない打撃内容でついに2軍降格の烙印がおされた。
本人も葛藤があっただろうが、長野選手で無ければもっと早い降格だったはず。

 

2軍での通算成績

 

ここから2軍での成績を振り返る。

  • 27試合 82打数 22安打 1本塁打 8打点 打率.268

この数字だけを見るとまずまずの成績と言えるだろう。
ただ、長野選手として見た場合にはやはり物足りないのも事実。
定かではないが、体調面の不安があったとの一部報道もあるようだ。
そこで2軍で過ごした2か月の打撃成績をもう少し詳しく振り返ろう。

 

打てない日々が続いた7月と復調傾向を見せた8月

 

特に降格してすぐの7月は苦戦する日々が続いた。
打率は2割にも届かず、打席を重ねても一向に打撃が上向くことはなかった。
1軍投手のみならず、2軍投手にも苦戦する辺り、相当不振を極めたのだろう。
あっさり空振りや三振をする場面も多く、打てる感じのしない打撃が続いた。
もう引退するのではないのかと感じる程、打てない日々が続いていた。

  • 14試合 43打数 8安打 0本塁打 3打点 打率.186

そんな長野選手だが、8月になると一気に打撃内容が改善している。
打率は一時は4割を超え、8月通算でも.368と高打率を残している。
2軍とはいえ、ようやく打撃の調子があがってきたようだ。
本塁打を放ち、持ち前の右中間への長打が少しずつ出始めている。

  • 12試合 38打数 14安打 1本塁打 5打点 打率.368

 

8月に起きた打撃内容の変化

 

安打率と四球率の割合をみていく。
7月に比べて8月は安打が増えているのがよくわかる。
反対に8月になり四球がかなり減ってきていることもわかる。
四球の減少は安打が出始めて積極的に打っていった影響だろう。
高打率、低四球率といった特徴的な成績を残した8月だった。

 

図1 2軍での安打率と四球率
f:id:carp-toyo:20190823170528p:plain

 

次に三振率を見ていくと8月に入って大幅に下がっている。
7月に比べて10%近くも改善しており、ここからも復調具合がわかる。
四球と三振が減ったことは、追い込まれる前に勝負出来ている証拠だろう。

 

図2 2軍での三振率
f:id:carp-toyo:20190823170547p:plain

 

当然ながら、8月に入って出塁率も向上している。
四球が極端に少なかったが、ほぼ安打だけで出塁率が成り立っている。
改めて特殊な形で好成績をのこしている8月の打撃成績であった。

 

図3 8月の打率と出塁率
f:id:carp-toyo:20190823170603p:plain

 

試合に出れることが楽しそうだった2軍の長野選手

 

実際に2軍での様子を見ていると実に楽しそうに野球をしていた。
若手とも気さくにコミュニケーションを取り、笑顔で談話をしていた。
プレーしながらも、吉見投手など対戦相手と笑顔で会話をしていたり。
野球選手として試合に出れることが幸せかのようにプレーをしていた。
ベンチにいることの多かった移籍1年目の1軍生活。
2軍ながらも多くの試合に出て、打席に立てたこの2か月。

活躍できなかった1軍生活とプロ入り初の長い2軍生活。
他の選手に愚痴をこぼすでもなく、いつも前向きな姿を見せていたらしい。
現実を真摯に受け止め、諦めず取り組む姿は若手たちの見本となっただろう。

 

そして1軍に復帰

 

そして2か月間の2軍生活から本日から1軍復帰となる。
バティスタ選手の離脱に伴い、右の外野手枠が1つ空いた。
松山竜平選手の調子も上がってきたが、スタメンの可能性も高い。
長野選手本人も代打よりも4打席立つ方がリズムが作りやすいだろう。
優勝は正直厳しくなってきたが、DeNAとの順位争いはまだ残っている。
カープで日本一の経験があるのは長野選手ただ1人。
優勝争い、タイトル争い、積み上げてきた経験をここで発揮して欲しい。

www.nikkansports.com

 

長い2軍生活がきっと役に立つ時が来る

 

プロ入り以来、初めて長い2軍生活を送った長野選手。
ここまで長く2軍を経験したことは将来役に立つ日が来るだろう。
一流選手でも短期間経験することはあるが、それとはやはり違う。
長い時間、10代の若手と一緒に過ごすことで感じたこともあっただろう。
触れてみないとわからないこともたくさん経験したことに違いない。
いずれ指導者になった時にこの経験が必ず生きてくるだろうと思う。
実際に若手野手に質問されたりすること多かっただろうと思う。
スター選手がいきなりコーチをしても上手くいかないことは多々ある。
2軍をほとんど経験せず、引退まで過ごしたような選手だと尚更だ。
わかっているつもりでも体験したのとしてないのでは違うだろう。
もし巨人にいたらこういう経験をすることもなかったのかも知れない。
そう考えると、長野選手にとっては良い経験になったのではないだろうか。
また若手と過ごすことで長野選手の気持ちにも変化が出たのではないだろうか。

 

 

 

ここまでわかったこと

 

ここまでわかったことをまとめてみよう。

  • 2軍での7月は不振を極めたが、8月に復調傾向
  • 8月に入り、安打率が増加し、四球率が低下
  • 8月に入り、三振率が10%近く低下
  • 8月の出塁率のほとんどが安打によるもの
  • 楽しくプレイしていた2軍生活
  • 長い2軍経験が将来の役に立つ

 

まとめ

 

今回は1軍復帰の長野久義選手について話を進めてきた。
不振を極めた7月までと変化し、8月は復調傾向を見せている。
若手と過ごすことで新たに気付いた気持ちの変化もあっただろう。

経験豊富なベテランとしてここにきて1軍への復帰。
順位争いが熾烈な今の時期こそその経験が生かされるに違いない。
もちろん2軍の投手とは違い、そうそう簡単に打たせてはくれないだろう。
しかし、気持ち新たに1軍復帰する長野選手の姿を見たいファンは多い。

ここまで移籍1年目で思うようにいかないことも多かっただろう。
最後の最後に本来の長野選手らしい打撃を見せ活躍する姿に期待したい。

 

 

 

以上、長野久義選手が1軍復帰へ、2軍で過ごした2か月間…でした。
どこかで誰かのお役に立ててれば幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました。 

||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

[ 後記 ]

ブログを始める時にパソコンのハードディスクをSSDに交換しました。
作業効率は圧倒的に速いので、もうハードディスクには戻れません。
そんなに難しくないし、少し機械をいじれれば交換すべきかなと思います。
あとはロジテックなどの変換アダプタに繋いで元のデータをクローン。
パソコンからハードディスクを外して、SSDに交換して電源を入れればOK。
使っていたハードディスクはケースに入れておけばバックアップ用に保管に。
交換後は作業時間が短くなり、少し古いパソコンでもすっかり快適です。

 

||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

※ 当ブログの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
※ 盗用を発見した場合、サーバー会社・ドメイン会社・google等に連絡し法的に対応致します。
※ 当ブログの写真は広島東洋カープに電話で直接問い合わせ、許可の範囲で掲載しています。

Copyright© 現役トレーナーのカープぶろぐ! 2019 All Rights Reserved.
参考:著作権侵害の報告