現役トレーナーのカープぶろぐ!

広島で生まれ育った生粋のカープファン&野球を専門に携わるトレーナーがカープを中心に気ままに投稿します。また、阪神タイガースの尾仲祐哉投手の投稿も時々。更新は不定期デス。

ベンチスタートが続く田中広輔選手、2019年の打撃の変化

最近はスタメン出場も無くなってきた田中広輔選手。
2019年に打撃面に起きている現象を取り上げて検討していきます。

f:id:carp-toyo:20190725111157j:plain

 

 

  

激減する死球

 

2019年で最も顕著な変化は死球を受ける率である。 
死球を受けることはケガの危険もあり、必ずしも良い訳ではない。
ただ、例年は多い死球が2019年はほとんどなくなった原因もあるだろう。

 

 図1 死球をうける率
f:id:carp-toyo:20190725105820p:plain

 

打てなくなった内角低め

 

2018年まで比較的打てていた内角低めが全く打てていない。
2019年には.000と、ここまで1本も安打を記録していない。
2017年、2018年と.300近くを記録していたのでこの変化は大きい。

 

図2 内角の打率 
f:id:carp-toyo:20190725105542p:plain

 

全体的に打てない外角

 

2016~2018年の間は外角の球を得意としていた。
2019年は外角のどの高さも例年に比べて打てなくなっている。
死球が少なく外角も打てていないので踏み込みが悪いことも考えられる。
内角を意識することで、外の球が届かず、強い打球が打てなくなっている。

 

図3 外角の打率 
f:id:carp-toyo:20190725105630p:plain


 三振が増える外角低め

 

外角が打てないの同時に外角低めからボールの球で三振が多い。
年々増加する傾向にはあったが、2019年は増加率が特に多い。
打てない球に手を出していることと、そもそも届きにくいのだろう。
投手としては、内外に落としておけば良いので比較的楽に打ち取れる。
実際、左投手に打ち取られた際の配球が外低めに集中している。

図4 外角低めの三振
f:id:carp-toyo:20190725105726p:plain

 

出番を失う2019年

 

2019年は開幕から打撃不振が現在まで続いている。
緒方監督も我慢し続けていたが、ここ数試合は完全にスタメンから消えた。
代わりに小園海斗選手が入り、大きなミス無くショートを守っている。
打撃面でも長打こそ多くは無いが、しっかりスイングし安打も出ている。
少なくとも、打撃面では2019年の田中選手よりも期待できるだろう。
コンタクトにこそ課題はあるが、1軍の球に慣れてくれば期待出来る。

世代交代の時期にあるカープ野手陣。
おそらく来年は開幕から小園選手がスタメンで使われるだろう。
菊池涼介選手の移籍次第だが、セカンドかサードのコンバートも考えられる。
セカンドの適性がどの程度あるかはわからないが、その可能性は高い。
もちろん、梵英心選手のようにショートに拘り居座り続けることも出来る。
ただ、それを選択した場合は出番が無くなることも覚悟しなければならない。

ヤクルトの宮本慎也選手はサードに転向して選手寿命が伸びたと話していた。
転向を拒み出番を失った梵選手、転向を受け入れ選手寿命が延びた宮本選手。
小園選手の台頭で田中選手もそういった決断が必要な時期に来ているだろう。

 

 

 

 

ここまでわかったこと

 

ここまでわかったことをまとめてみよう。

  • 死球をうける率が激減
  • 内角低めの球が打てなくなった
  • 高さに関係なく外角の球が打てなくなっている
  • 外角低めの三振率が増加している
  • セカンド・サードへのコンバートの検討も必要

 

まとめ

 

今回は田中広輔選手の打撃面について話を進めてきた。
現在も.100台と低迷しているため、どのコースも打てていない。

スタメン出場も減り、試合展開では出場することなくベンチにいる。
世代交代の進む野手陣の中、田中選手も選手としての過渡期に来ている。
菊池選手のオフの動向次第で内野陣の配置も大きく変わってくるだろう。

このままベンチでシーズンを終えるのは本人も不本意だろう。
3連覇の不動の1番として活躍した姿をまた見れることを期待したい。

 

 

 

以上、ベンチスタートが続く田中広輔選手、2019年の打撃の変化…でした。
どこかで誰かのお役に立ててれば幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました。 

 

※ お知らせ
以前紹介した今川優馬選手のいるJFE東日本野球部が都市対抗野球で初優勝!
詳しくはこちらにある記事をご参照ください。

www.carp-damashii.work

 

※ 写真の掲載は広島東洋カープ球団に電話にて問い合わせ、許可の範囲内で掲載しています。
※ 記事・画像の盗用を見つけた場合、サーバー会社・ドメイン会社・googleなどに連絡致します。

※ ひとりのカープファンの個人的な意見として楽しんで見て頂けると幸いです。

Copyright© 現役トレーナーのカープぶろぐ! 2019 All Rights Reserved.
参考:著作権侵害の報告