現役トレーナーのカープぶろぐ!

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三好匠選手をトレードで獲得、気になる打撃やポジションは?

先日、下水流昂選手とのトレードで広島移籍が決まった三好匠選手。
楽天時代にどんな活躍をしていのか、成績を振り返りながら検討します。

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楽天時代の三好匠選手

 

九州国際大学付属高校時代は投手として活躍。
現オリックスの高城俊人選手とバッテリーを組み、甲子園にも出場。
2011年のドラフトでドラフト3位指名を受けて楽天に入団。
入団後は投手から内野手に転向し、ショート、セカンド、サードを守る。

ja.wikipedia.org

 

二軍成績を振り返る

 

楽天時代の2軍での打撃成績を振り返る。

  • 通算 391試合 1229打数315安打 30本塁打 160打点 打率.256

3年目の2014年にはリーグ3位の13本塁打を放ち、優秀選手賞を受賞。
中距離打者だと思われるが、ある程度は長打を打つ素質は持っているようだ。

  • 三振率 17% 四球率 8.8%
  • 盗塁成功率 .451 (14/31)
  • 失策 58 (13年 17個・14年 16個)
  • 出塁率 .325

三振率からコンタクトヒッターというタイプでは無さそうである。
また、四球率も多くもないため、出塁率はさほど高い選手ではない。

少し気になる点は、2013年に17個、2014年に16個と失策が多い点。
ただ、投手からの転向し、不慣れなこともあったのかも知れない。
その後は年々数を減らして、内野守備に慣れてきたのだろう。

カープで言うと、誰タイプというのは少し難しい。
少なくともカープに多いコンタクトヒッターの内野手では無さそうだ。

 

 

 

過去に2度、侍ジャパンに選出

 

2014年のオフには21U野球ワールドカップ日本代表に選出。
また、2016年にはU-23ベースボールワールドカップ日本代表に選出。
2016年の大会では、日本代表の主将を務めていたようだ。
リーダーシップも取れるようなタイプなのかも知れない。

www.japan-baseball.jp

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ちなみに、2014年の21U野球ワールドカップは鈴木誠也選手も出場している。
打率.423と好成績を残して、同大会の首位打者とベストナインに選ばれた。
三好選手にとっても同年代で同じチームで戦った選手がいると心強いだろう。

sports.ettoday.net

 

これまでの1軍の打撃成績

 

 1軍の成績を振り返る。

  • 通算 199試合 258打数53安打 4本塁打 19打点 打率.205

ドラフト3位と期待されていたものの、楽天では良い成績は残っていない。
ただ、チーム事情で良い選手とポジションが被っていたのかも知れない。
あるいはバックアップとしての役割が決まっていた可能性もある。
三好選手のことは知っていたが、あまり楽天の試合を見ないのでわからない。

成績を少し気になるのが三振の多さである。
平均でも25%を超え、2軍成績で見た通りコンタクトヒッター無さそう。
積極的に振っていって、意外性の長打が打てる打者タイプだろうか。

曽根海成選手、上本崇司選手といったカープに多いタイプとは少し違う。
そういった意味では違うタイプが入団することも利点なのかも知れない。
もう少し確実性を上げていければ十分にチャンスがあるかも知れない。

 

図1 2013年以降の1軍での三振率

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ただし、少しストレートに強くないのかなという印象もある。
どちらかというとストレートよりも変化球が得意にタイプかも知れない。
パ・リーグほど強いストレートの投げる投手はセ・リーグには少ない。
そういった意味でもセ・リーグの方が適性があるのかも知れない。

 

図2 2014年以降のストレートの成績

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ゴロアウト率と外野フライアウト率は少々高い。
内容がわからないが、ゴロは補強されやすく、外野の打球は間を抜けにくい。
打率が.200程度なのでこんな感じかも知れないが、ゴロアウト率を改善したい。

いずれにせよどんな打撃をするのかが楽しみだ。
是非ともカープでは打撃面の課題を改善して、1軍の舞台で活躍して欲しい。

 

図3 2014年以降のゴロアウト率と外野フライアウト率

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これまでの1軍の守備成績

 

1軍での守備位置はセカンド、サード、ショート。
2016年以降はショートで多くの試合に出場しているようだ。
特に2017年は茂木栄五郎選手のケガで最も多くショートの守備についた。
8月に足の甲を骨折したようで、それ以降の出場は無くシーズンを終えた。

図4 2014年以降の守備割合

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各ポジションの守備率は以下の通り。

  • セカンド .982
  • サード  .909
  • ショート .985

これだけを見ればまずまず守れる選手のようだ。
複数ポジションが守れるという点はプラス材料である。

各ポジションの総合評価から考えたい。
先ほど2017年は最も多くショートを守っていたが、数値が少し低い。
ただ、源田壮亮選手や安達了一選手が好成績が影響したのかも知れない。
12球団の相対評価なので、一概に2017年に守備力が落ちたとも言えない。

三好選手は例年通りだが、周りが良すぎたということもある。
チームとしては茂木選手も同じ程度の数値で短期的には大差はなかった。
大きなミス無く、無難に各ポジションを守ってくれれば十分だろう。

 

図5 2014年以降の守備総合評価

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選手の年齢構成のバランス

 

セカンド・ショート・サードを守る選手の年齢構成になる。
菊池選手は田中選手と安部選手と同級生なので便宜上30代に入れた。

こうして見ると、20代後半の選手が少ないようだ。
ちなみに今回移籍してくる三好選手が26歳になる。
少ない年齢層に三好選手が入ることで年齢構成のバランスが取れる。

  • 30代   田中 (30)、小窪 (34)、安部 (30)、菊池(29)
  • 20代後半 上本 (28)
  • 20代前半 曽根 (24)、桒原 (23)
  • 19歳   小園 (19)、中神 (19)、羽月 (19)

 

三好選手の獲得の背景に

 

三好選手の獲得の裏で田中選手の不調がある。
また、若手の選手たちがいま一歩物足りないという面もある。

2018年には曽根選手を獲得し、ショートのバックアップとして考えられた。
ただ、ほとんどショートに入る機会はなく、先日初めてショートを守った。

2軍を見ても桒原樹選手も伸び悩み、現在は外野を多く守っている。
また、小園選手も1軍合流もエラーを連発し、先日2軍に降格された。

もともとショートで入団した西川龍馬選手も現在は外野にコンバート。
そう考えると、ある程度1軍で経験のある選手がショートには少ない。

また、右打ちの打者も上本選手と小窪哲也選手くらいで内野手には少ない。
そういった意味でも、カープに足りないものを埋める可能性はある。

 

 

 

瀬戸際になった庄司隼人選手と桒原樹選手

 

カープは2018年のドラフトで内野手を多く指名した。
小園海斗選手、林晃汰選手、中神拓都選手、羽月隆太郎選手。
そして、その多くの新人たちが2軍でスタメンを占めている。
レギュラーで出ていた庄司選手と桒原選手は出場機会を失っている。
桒原選手は外野での出場が増えている。

2018年に曽根選手、2019年に三好選手の獲得。
庄司選手や桒原選手が順調に成長していれば獲得はなかっただろう。
球団が彼らよりも次の選手に目を向け始めているのは確かだろう。

高校時代は打撃で注目されていた両選手。
桒原選手は甲子園でも本塁打を打ち、入団以来期待されていた。
2人ともプロ入り後は打撃が小さくなり、当てに行くスイングも増えた。
本人たちもドラフト内容やトレードで厳しい立場は自覚しているだろう。
少ないチャンスで再び首脳陣の評価を上げらる活躍をし踏ん張りたい。

number.bunshun.jp
 

ここまでわかったこと

 

ここまでわかったことをまとめてみよう。

  • 過去に2度、侍ジャパンに選出
  • 楽天時代は打撃面での課題
  • 三振が多く、ストレートに少し弱い
  • ゴロアウト率、外野フライ率が高い
  • セカンド、サード、ショートを守る
  • 年齢構成のバランスが取れる
  • チームに少ない右打ちの内野手の補強

www.nikkansports.com

 

まとめ

 

今回はトレードで移籍した三好選手について述べてきた。
菊池保則選手に続いて楽天からのトレードでの獲得。

田中選手の不調もあり、2019年はショートに不安があるカープ。
すぐに主力は厳しいかも知れないが、バックアップとして活躍出来る。

楽天時代はあまり出場機会に恵まれなかったようだ。
カープでは楽天にいるよりもチャンスは多いだろうと思う。

現時点で三好選手にとって良いトレードであったことは確かだろう。
ここからは三好選手次第、1軍に定着して活躍する姿に期待したい。

 

 

 

以上、三好匠選手をトレードで獲得、気になる打撃やポジションは?…でした。
どこかで誰かのお役に立ててれば幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました。 

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