現役トレーナーのカープぶろぐ!

広島で生まれ育った生粋のカープファン&野球を専門に携わるトレーナーがカープを中心に気ままに投稿します。また、阪神タイガースの尾仲祐哉投手の投稿も時々。更新は不定期デス。

改善しつつあるカープ打線、得点圏で活躍した選手は誰?

今日は開幕当初に課題にあげられていた得点圏打率について振り返ります。
得点圏での成績とランナーなしでの成績を比較しながら検討していきます。

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主力選手の得点圏打率

まずは2019年の得点圏の成績を振り返る。
         ※ 5月10日試合終了時の成績

 

図1 得点圏での打席、安打、四球

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図2 得点圏での打率、出塁率

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會澤、バティスタ、菊池選手は.350以上を記録し、特に得点圏に強い
鈴木選手は4位にいるが、.300を切っており、正直物足りない。
ただ、四球が多く、勝負を避けられて多く出塁していることもわかる。

レギュラー陣の野間は.111、田中選手は.071と極度に打ててない
長野選手も9打席に立つものの、1度もヒットを打てていない。

 

疑問視してきた野間選手の3番

 

これまでも掲載してきたが、野間選手が3番に向いてないがわかる。
打率自体はそこそこあるが、打ち損ないからの内野安打も多い。

実際、チャンスで回ってきて内野ゴロを打ち、ゲッツー崩れで一塁に残る。
これまでも、そういったケースをよく見てきた。

もともとスイングパターンも少なく、物理的に特定のコースに弱い。
打球がゴロになりやすく、内野手の間を抜かなければヒットになりにくい。

今の打撃スタイルでは、スピードの落ちてくる20代後半から厳しくなる。
それまでに打撃面で大きな改善が必要になってくるだろう。
そうでなければ、少し打撃の上回る選手が入れば今の立場は危ういだろう。

 

主力選手のランナーなし打率


次に2019年のランナーなしの成績を振り返る。

 

図3 ランナーなしでの打席、安打、四球 

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図4 ランナーなしでの打率、出塁率

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ここでも鈴木選手の四球は多く、出塁率が高い。
得点圏では低打率を記録した野間選手だが、ランナーなしだと好成績。
やはりポイントゲッターよりチャンスメーカーに適正があることがわかる。

西川、安部、長野選手は制約のないランナーなしの方が成績が良い。
以前も触れたが、西川、安部選手はやはり下位打線の方が向いている。

 

適材適所

 

これらから考えても、適材適所を見極めての起用が必要だろう。
打率が高い、一発があるからと安易にクリーンナップに配置するのは賛成しない。
打撃内容などから判断しなければ、貴重な得点機会を失うことになる。


『その打順だからこそ、その成績が残せている』

そういった視点も打順を決めていくには必要だろう。
入れ替えても同じような打撃内容にはならないし、その打者の適正もある。
適正ではない打順に入れたために、本来の打撃を失うこともあるだろう。
特に「自由に打たせるべき打者」に対しては適切な配置が大事になる。

 

 

打率と得点圏打率の比較

 

最後にわかりやすいように得点圏打率と打率を比較する。

 

図5 得点圏打率と打率

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ある程度打席数も重ねてきたので、2019年の傾向も少し見えるだろう。
改めて、會澤選手のここ3年間の打撃面での成長はやはり素晴らしい
個人的には、ファーストも守れるとありがたいのが本音である。
重ねて、過去にも触れたが坂倉選手はレフトよりファーストに挑戦して欲しい。
捕手と外野より、捕手とファーストの方が親和性が高いことが多い。

 

 

ここまでわかったこと

ここまでわかったことをまとめてみよう。

  • 會澤、菊池、バティスタ選手は得点圏打率が高い
  • 野間、田中選手の得点圏打率は極めて低い
  • ランナーなしでは野間、西川選手の打率が高い
  • 適材適所の打順の配置が大事となる
  • 會澤選手は打撃面での安定感を示している

 

まとめ

今回は得点圏での打撃成績について述べてきた。
ここまで得点圏では會澤、菊池、バティスタ選手の活躍が目立つ。

反面、レギュラー出場する野間、田中選手の得点圏での弱さも目立つ。
この辺りの選手がもう少し改善してくると、チームとして打力も改善する。
特に極度とも言えるほどの不振の田中選手の復調が待たれるところ。

まだシーズン開幕して2ヵ月程度、ここから先が本番。
4月よりも少しずつだが打線も上向きになったのは事実だろう。
3連覇に大きく貢献してきたカープ打線のここからの巻き返しに期待しよう。

 

 

 

以上、改善しつつあるカープ打線、得点圏で活躍した選手は誰?…でした。
どこかで誰かのお役に立ててれば幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました。 

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