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セ・リーグの3番打者たちの働き、そしてカープは?

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今回はセ・リーグの3番打者たちの打撃成績から分析していきたいと思います。
各選手がどれだけチームに貢献し、順位に関係するのかを検討していきます。

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各球団の3番打者たちの打撃成績

ひとまずデータを振り返っていこう。
主な選手をピックアップしたが、球団によっては複数人存在する。

表1 3番での打撃成績 (4月15日現在)

   打撃成績
丸 (巨)  .358 4本 11点
ロペス (D)  .333 1本  1点
野間 (広)  .319 1本  4点
糸井 (阪)  .315 1本  5点
山田 (ヤ)  .302 3本 11点
大島 (中)  .250 0本  2点
ソト (D)  .250 4本  6点
宮崎 (D)  .193 1本  2点
アルモンテ (中)  .161 2本  4点


開幕戦で3番を打った宮崎選手とアルモンテ選手は不振のため外れた。 
代わりに、現在はロペス選手とソト選手、大島選手が3番を担っている。

こうしてみると、中日を除く5球団の3番が.300以上をキープしている。
ロペス選手は3番での打数こそ少ないが、十分な打率を残している。

特に丸選手に関しては、広島在籍時と同様、群を抜く働きを見せている。
移籍1年目の2019年も変わりなく、良いスタートを切っているようだ。

 

 

得点源として機能しているか?

では、彼らが3番を打ち、得点源として機能しているのだろうか。
得点圏打率は3番での数字を算出できなかったので、シーズン得点圏打率を用いた。

図1 3番での打率とシーズン得点圏打率の比較

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得点圏打率が高いのは、丸選手、ロペス選手、山田選手。 
ここでも、丸選手が他の選手との差を見せているのがよくわかる。

逆に、野間選手、糸井選手、大島選手は得点圏打率が低い。
特に野間選手と大島選手は得点圏でランナーを返せていない

開幕から不振を極めたのが宮崎選手とアルモンテ選手。
ソト選手は本塁打こそ4本と打っているものの、得点圏打率は低い。
宮崎選手、アルモンテ選手に至っては、得点圏打率はいまだ.000のまま。

DeNAでは、ソト選手が12打数1安打、宮崎選手が12打数0安打。
中日では、アルモンテ選手が9打数0安打。

 

順位との関係は?

次に順位と得点圏打率の関係を見ていこう。

表2 順位と得点圏打率の関係

   順位  得点圏打率  算出選出
ヤクルト  1位  .333 山田
DeNA  2位  .156(.333)  ロペス・ソト・宮崎
巨人  3位  .412
中日  4位  .083(.133) 大島・アルモンテ
阪神  5位  .286 糸井
広島  6位  .214 野間

 

やはり高打率の丸選手、山田選手のいる巨人と中日は上位にいる。
DeNAは現在2位にいるが、得点圏打率は低い。
極度に得点圏打率の低い選手がいるため、チーム平均を下げる形となった。
しかし、代わりに入ったロペスが.333と挽回している(表カッコ内)。

こうして見ると、現在の3番の得点圏打率が低いチームは下位に低迷している。
3番でしっかり得点を稼ぎ出すことが出来るチームは上位になる確率が高い。

中日は得点圏打率が低いが4位にいる。

その理由として、総得点は多くないが、そのぶん総失点が少ない。

守備もリーグで最も優れており、守りの面で打撃陣をカバーしている。

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野間選手と大島選手は3番が適任なのか?

今回は深く触れないが、共に3番打者よりも1番打者が適任と思われる。
単純に得点圏打率が低いからという訳ではなく、彼らの打撃スタイルにある。
特に、野間選手が1年間3番を打ち続けることは相当厳しいだろう。

以前からここで提案しているのは「3番 鈴木誠也」である。
3番で分断するよりも、4番から前に詰める方が打線は繋がるだろう。
特に初回から鈴木選手が回ってくる打線の方が相手チームは恐い。
得点は1・2番の出塁にもよるが、是非お勧めしたい。


興味がある方は過去に投稿している関連記事を参照頂きたい。

 

ここまでわかったこと

ここまでわかったことをまとめてみよう。

  • 3番打者は高打率の打者が多い。
  • 丸選手、ロペス選手、山田選手は.300以上の得点圏打率を維持
  • 野間選手、大島選手は3番としては得点圏打率の低さが目立つ
  • 現在の3番打者の得点圏打率と順位が関係している
  • 中日は3番打者は機能していないが、総失点が少なく上位に位置

 

まとめ

今回は各チームの3番打者の打撃成績について述べてきた。
やはり3番が機能しているチームは上位になりやすいことがわかった。

1・2番の出塁も関係するが、3番でしっかり得点を稼げることは重要である。
特に初回に得点出来れば、試合の序盤から相手にプレッシャーもかかる。

ポイントゲッターにもなり、つなぎ役にもなる3番打者。
4番が機能するかどうかも3番の働きによって変わってくるだろう。
3番で勝負し、4番は勝負を避けるような場面もよく見られる。

様々な形で3番打者の役割は重要となってくる。
長嶋・王、衣笠・山本、秋山・清原、丸・鈴木と強いチームには優秀な3番がいた。
「丸選手の抜けたカープ」と「加入した巨人」の差が現れたここまでの戦い。
ここからどうカープが挽回できるか、これからの戦いに期待しよう。

 

 

以上、セ・リーグの3番打者たちの働き、そしてカープは?…でした。
どこかで誰かのお役に立ててれば幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました。 

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※ ひとりのカープファンの個人的な意見として楽しんで見て頂けると幸いです。

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