安部友裕選手のキャンプ離脱により競争激化!2019年のカープの三塁は誰が守る?

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安部友裕選手がインフルエンザにより離脱。
ほぼ安泰かと思われた三塁も、改めて再検討が必要になってきた。
今回は三塁を守る選手をリストアップして考えていきたい。

 

近年、レギュラー不在の三塁手

 

守備機会700以上の選手で年度別に振り返る。

  • 2014年 / 不在
  • 2015年 / 梵英心 
  • 2016年 / 不在
  • 2017年 / 安部友裕
  • 2018年 / 西川竜馬

見てわかる通り、真のレギュラーといえる存在はが近年はいない。
名前の出た3名でレギュラーとして出場したと言えるのは2017年の安部選手のみ。

改めて、複数年に渡りレギュラーとして出場した選手をさかのぼってみる。
2010年代を振り返ると、2012~2013年の堂林翔太選手が最後になる。

2012~2013年の堂林選手

  • 2012年  143試合     29失策      .924
  • 2013年  105試合     19失策      .936

 

最近5年間は100試合に出場した三塁手がいない

 

近年、三塁手として出場した選手を年度別に並べる。

◎2014年
梵英心  63試合     1失策      .991
小窪哲也 41試合     3失策      .953
田中広輔 39試合     4失策      .955
堂林翔太 34試合     4失策      .955
木村昇吾 23試合     2失策      .933
鈴木誠也   3試合     1失策      .667

◎2015年
梵英心  87試合     8失策      .964
木村昇吾 53試合     2失策      .973
安部友裕 22試合     0失策    1.000
堂林翔太
 15試合     0失策    1.000
小窪哲也   7試合     0失策    1.000
美間優槻   1試合     0失策    1.000

◎2016年
安部友裕 93試合     6失策      .967
ルナ   53試合   10失策      .907
西川竜馬 27試合     1失策      .952
小窪哲也 18試合     0失策    1.000
堂林翔太 13試合     2失策      .923
上本崇司   6試合     1失策      .667
梵英心    3試合     1失策   .833

◎2017年
安部友裕 91試合     8失策      .964  ※規定打席到達
西川竜馬 48試合     2失策      .975
小窪哲也 19試合     0失策    1.000
ペーニャ   6試合     2失策      .875
上本崇司   5試合     0失策    1.000
庄司隼人   2試合     1失策      .500  

◎2018年
西川竜馬 86試合   10失策      .907
安部友裕 57試合     6失策      .956
上本崇司 29試合     3失策      .833
美間優槻 19試合     1失策      .966  ※シーズン中に移籍
小窪哲也   7試合     1失策      .875
庄司隼人   3試合     0失策    1.000  

2014~2015年の間は主に梵選手、それ以降は主に安部選手が守ったのがわかる。
しかし、この5年間に関しては年間100試合以上を守った選手が一人もいない。
実績組のルナ選手やペーニャ選手など外国人選手にも期待したが不発に終わった。

2017年に規定打席に達した安部選手も、一塁・二塁と複数ポジションを守った。
緒方監督政権になり、複数ポジション制になったことも影響した可能性もある。

 

あの選手たちも守っていた2014年の三塁

 

注目すべきは2014年。

◎2014年
梵英心  63試合     1失策      .991
小窪哲也 41試合     3失策      .953
田中広輔 39試合     4失策      .955
堂林翔太 34試合     4失策      .955
木村昇吾 23試合     2失策      .933
鈴木誠也   3試合     1失策      .667

いまでは外野手というイメージしかない鈴木誠也選手が守っている
鈴木選手は、入団直後から二軍では内・外野のあるゆるポジションを守った。
二軍戦を観戦しにいった際も、遊撃手として試合出場していたのを覚えている。
当時、梵選手のケガや三塁手の不在もあり、右打ちの内野手として期待されていた。

また、いまでは遊撃手としてフル出場している田中選手も三塁を守っている。
ちょうど梵選手から世代交代の時期で、田中選手も複数ポジションを守っていた。
その後はご存知の通り、遊撃手として他を寄せ付けない活躍を見せている。

 

不発に終わった外国人補強

 

新井貴浩選手が守って以来、苦労してきた三塁手。
その後も何人かの外国人選手の補強も行われてきた。

◎2008年
シーボル    108試合 ※一塁も兼用

◎2009年
シーボル      30試合 ※一塁も兼用
フィリップス      4試合 ※一塁・外野も兼任
マクレーン     92試合 ※一塁・外野も兼任

◎2011年
バーデン      61試合 ※一塁も兼用
トレーシー     36試合

◎2016年
ルナ        53試合 ※一塁も兼用

◎2017年
ペーニャ        6試合 ※一塁も兼用 

2008年にシーボル選手が108試合に出たが、思ったような成績を残せなかった。
また、中日で打率3割を記録していたルナ選手も期待に応えることは出来なかった。

  • シーボル(2008) .273 15本 53打点
  • ルナ  (2016) .272   5本 34打点

 

2017年の安部選手の優秀な守備力

 

ここからは本格的データに移るが、複雑になるので細かな数字は省略して進める。
2015年の梵選手、2017年の安部選手、2018年の西川選手の3人に絞る。

まずは2015年の梵選手。
守備貢献度はプロ野球平均を若干下回るが、セリーグの中ではトップクラス。
可もなく不可もなくと、「無難に守っていた」といったレベルと思われる。
この年はパリーグの三塁手のレベルが高かったため若干下回った可能性も。

次に2017年の安部選手。
守備機会はやや少ないものの12球団でもトップレベルの守備能力を発揮した。
特に三遊間にあたりに対しては、田中選手とともに広い守備範囲を見せた。
打撃面でも規定打席に達して、リーグ6位の打率.310を記録した。
近年においては田中選手とともに“カープ屈指の三遊間コンビ”を組んでいた。

次に2018年の西川選手。
シーズン途中から送球難に苦しみ、エラー数はリーグトップを記録。
そのため大事な試合が行われるシーズン終盤には三塁を守らなくなった。
三塁を守らなくなった後は、一塁でスタメン出場する機会が増えた。
守備範囲に関しては全体で見ても良い方だが、やはり送球が課題となる。

 

2018年まではそんなに悪くない印象の西川選手

 

改めて、西川選手の2018年までの三塁の守備を見ると、そう悪い印象はない。
実際、送球に関してもそこまで悪かった印象がなかったのも事実だろう。
守備率だけでは判断しにくいが、元々悪ければ2018年と似た傾向になっただろう。

何をきっかけに送球に対する苦手意識を持ったのか、思い切った送球が影を潜めた。
以前にも述べたが、一塁手の守備能力が高ければ少し違ったのかも知れない。
そういった意味でも、“一塁手の守備能力”を軽視してはならない。

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その他の三塁手の候補は?

 

他に、堂林翔太選手、メヒア選手がいる。
キャンプ途中まで一塁と外野を守っていたメヒア選手も先日は三塁を守った。
安部選手の離脱による影響と長打力のある打撃を生かすためと考えられる。
ただし、2人とも守備には課題を抱えており、スタメンとなると我慢が必要。
堂林選手に関しては、西川選手同様、送球の課題が解決できるかどうか。

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現状では安部選手がベスト

 

個人的な見解になるが、現状では安部選手がベストと思われる。
走攻守のバランスが一番取れていて、大きな課題も見られない。
活躍した翌年の2018年に結果を出せればレギュラーとして認められただろう。
そう考えると、本人にとってももったいない1年になったに違いない。
打撃だけを考えればメヒア選手や西川選手だが、1年間守るとなると厳しい。
安部選手がたびたび離脱することさえ無くなれば、安部選手を推してみたい。

 

今回のまとめ

 

これまでのデータを振り返り個人的な見解を踏まえて紹介した。
新井貴浩選手が守って以来、本格的なレギュラーが不在な三塁手。
そろそろレギュラーが出てきて欲しいポジションでもある。

小園海斗選手が入団したので、将来的には田中選手がコンバートの可能性もある。
そういった意味でも押し出されないためにも現在の選手たちの活躍を期待したい。
シーズンが終わって誰になっているか、それもまた楽しみとして1年間見守りたい。

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

守備の力

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