【カープ退団後のその後】この10年間で惜しまれながらもカープを去った”あの選手”の現在地

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3番センター3番センター
16年目になる医療系国家資格取得のトレーナーです
現在は「医学」に加えて「法律」も勉強しています。
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毎年秋には戦力外通告などカープを退団する選手たちがいます。
今回はそれら選手たちの現在の活躍を把握できる範囲でお伝えします。

 

2010~2019年にカープを退団した選手の進路

 

下のグラフが2010~2019年の間の退団選手の進路の内訳になります。
コーチや球団職員などの「NPB関係」の仕事についたのが50%近くを占めています。

次いで独立リーグやアマチュアなどの「現役継続」になっています。
若い選手を中心にまだまだ引退まま割り切れない選手も多いのかも知れません。

その次に多いのが「一般企業の会社員」。
下の記事にも記載しましたが、近年は会社員希望の選手も増えてきたのも特徴です。

 

 

さらに業種別に絞った場合は以下のような割合になります。
「野球関係」が70%を占め、やはり引退後に野球に関わる仕事に進むことが多いようです。

「野球界で働けるうちは働きたい」と考えるのが多くの選手の考え方だと思います。
とはいえ、高齢まで野球界に残れる人は一握りで、いずれは別業種に転職するのが多数です。

 

 

① 2010~2014年退団選手の進路一覧

 

[ 2010-2014 ]

選手名 年齢 進路
2010 緒方孝市  40 カープ1軍野手総合コーチ (2010)
カープ1軍守備走塁コーチ (2011-2012)
カープ1軍打撃コーチ (2013)
カープ1軍野手総合ベンチコーチ (2014)
カープ1軍監督 (2015-2019)
牧野塁 35 横浜ベイスターズ打撃投手 (2010-2011)
楽天球団スタッフ (2012-2018)
徳島インディゴソックス 監督 (2019)
群馬ダイヤモンドペガサス 監督 (2020-)
尾形佳紀 30 カープ球団スカウト
比嘉寿光 28 カープ球団広報
吉田圭 25 うまいもん屋 五エ門 (2010-2012)
鉄板焼まるよし (2013-)
※ 元カープ 丸木唯と起業 ()
山中達也
(育成)
21 香川オリーブガイナーズ (2010-2014)
丸亀市役所 臨時職員 (2015)
丸亀市体育協会 (2016-) ()
2011 林昌樹 32 カープ球団打撃投手
宮崎充登 33 永和商事ウイング投手コーチ (2012-) ()
川口盛外 26 王子製紙 (社会人野球) (2012-2018) ()
王子マネージャー (2019-) ()
豊田清 40 巨人投手コーチ (2012-2015、2017-2018)
文化放送・テレビ埼玉解説者 (2019)
西武投手コーチ (2020-)
松田翔太
(育成)
21 石川ミリオンスターズ (2012-2013)
福井ミラクルエレファンツ (2013-2014)
2012 石井琢朗 42 カープ1軍内野守備走塁コーチ (2013-2014)
カープ1軍打撃コーチ (2016-2017)
ヤクルト1軍打撃コーチ (2018-2019)
巨人1軍打撃コーチ (2020-)
相澤寿聡 24 カープ球団打撃投手
山本芳彦 28 カープ球団打撃投手&マネージャー
末永真史 31 カープ球団スカウト
井生崇光 31 カープ球団広報
2013 前田智徳 42 HOMEテレビ・テレビ朝日解説者
菊地原毅 38 カープ3軍投手コーチ (2014-2018)
カープ2軍投手コーチ (2019-)
岸本秀樹 31 カープ球団スコアラー
伊東昂大 22 不明 (2014-2015)
楽天イーグルスジュニアコーチ (2016) ()
楽天イーグルス球団広報 (2017-) ()
弦本悠希 24 不明 (本人Twitter)
申成鉉 23 高陽ワンダーズ (2014)
ハンファ・イーグルス (2015-2017)
斗山ベアーズ (2017-)
中谷翼 29 巨人ブルペン捕手 (2014-2017) ()
巨人球団運営部 (2018-)
小松剛 27 カープ球団広報
金丸将也 26 不明 (退団時は鍼灸師希望)
富永一
(育成)
24 徳島インディゴソックス (2014)
中村真嵩
(育成)
30 不明
三家和真
(育成)
20 信濃グランセローズ (2014)
石川ミリオンスターズ (2015-2016)
千葉ロッテマリーンズ (2017-) ()
塚田晃平
(育成)
24 スーシティ・エクスプローラーズ (2014) ()
新潟アルビレックス (2015)
ソニー生命保険 (2015-) ()
山野恭介
(育成)
21 カープ球団打撃投手
2014 横山竜士 RCC解説者 (2015-2019)
カープ1軍投手コーチ (2020-)
齋藤悠葵 27 株式会社ドーム(アンダーアーマー) ()
上野弘文 33 カープ打撃投手
大島崇行 30 大和ハウス工業
梅津智弘 31 楽天 育成契約 (2015)
楽天球団マネージャー (2016-)
上村和裕 31 オリックス球団スカウト
松本高明 30 カープ球団マネージャー
迎祐一郎 32 カープ1軍打撃コーチ補佐 (2015)
カープ1軍打撃コーチ (2016-2019)
カープ2軍打撃コーチ (2020-)
永川光浩
(育成)
26 株式会社ロジコム ()

 

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② 2015~2019年退団選手の進路一覧

 

[ 2015-2019 ]

選手名 年齢 進路
2015 東出輝裕  35 カープ1軍打撃コーチ
栗原健太 33 楽天 選手契約
楽天打撃コーチ (2017-2019)
中日打撃コーチ (2020-)
河内貴哉 33 カープ球団広報
岩見優輝 28 生命保険会社
MSH医療専門学校野球部コーチ (2018~)
篠田純平 30 カープ球団マネージャー
鈴木将光 28 鍼灸師取得のため専門学校進学 (2016-2018) ()
MSH医療専門学校野球部コーチ (2018~2019) ()
伊関鍼灸整骨センター (2019-)
武内久士 27 不明
池ノ内亮介 26 株式会社トラバース (2016)
大阪府警 (2017-) ()
中村憲 26 福山ローズファイターズ (社会人野球) ()
(※ エブリィ緑町店勤務)
森下宗
(育成)
24 資生堂 (掛川工場) ()
2016 黒田博樹 41
久本祐一 37 中日打撃投手 ()
中東直己 34 大和興産 ()
倉義和 41 カープ2軍バッテリーコーチ
廣瀬純 37 RCC解説者 (2017)
1軍外野守備走塁コーチ (2018-)
西原圭大 28 ニチダイ (社会人野球) ()
2017 今井啓介 30 鍼灸師取得のため専門学校進学 ()
エレメンツストレッチ ()
小野淳平 30 巨人打撃投手
梵英心 36 ジェイテック (社会人野球) (2018-2019)
JFE西日本公式野球部コーチ (2020-)
江草仁貴 37 株式会社キアン ()
(デイサービス事業)
多田大輔
※ 住吉大輔
21 伯和ビクトリーズ (社会人野球) () (2018-2019)
会社員 (2020-)
松浦耕大
(育成)
24 柔道整復師取得のためMSH医療専門学校復学 ()
中村亘佑
(育成)
26 不明
2018 新井貴浩 41 TBS解説者・評論家
天谷宗一郎 34 RCC解説者
佐藤祥万 29 木材加工・販売業 ()
仲尾次オスカル 27 新日鉄住金かずさマジック (社会人野球) ()
土生翔平 29 カープ球団スコアラー
青木陸 20 不明
辻空 20 武蔵ヒートベアーズ (2018-) ()
2019 飯田哲矢 28 カープ球団スコアラー
横山弘樹 27 巨人打撃投手 ()
長井良太 20 不明
船越涼太 25 王子 (社会人野球) ()
庄司隼人 28 カープ球団スコアラー
永川勝浩 38 カープ2軍投手コーチ
赤松真人 37 カープ2軍外野守備走塁コーチ
岩本貴浩 33 カープ球団スコアラー
岡林飛翔 20 國學院大學に進学 ()
木村聡司 23 静岡ガス (軟式野球部) ()

 

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様々な舞台で活躍する元カープ選手たち

 

カープ退団後に様々な舞台で活躍している元選手がいます。
ここからはその中から少し特色のある数人をピックアップしたいと思います。

① 韓国野球で現役を続ける申成鉉選手

 

韓国で育ち、高校進学で来日した申成鉉(シン・ソンヒョン)選手()。
京都国際高校在学時にカープの入団テストを受け、2008年にドラフト4位で入団。

5年間在籍したものの、1度も1軍に昇格することなく2013年に戦力外通告となりました。
カープ退団後の2014年からは韓国に戻り、韓国の独立球団の高陽ワンダーズに入団。

その後、2015年には独立球団の漣川ミラクルに所属しましたが出場なしに終わりました。
2015年途中からは韓国プロ野球の韓華イーグルス (-2016)、斗山ベアーズ (2017-)に所属。

2020年までにプロ野球選手としては通算5年間が経過しています。
しかし、目立った活躍はしておらず現状は年齢的にも厳しい立場になっています()。

2019年のみやざきフェニックスリーグに参加して巨人戦で本塁打を放っています。

 

申成鉉選手

  • カープ 2軍通算成績(5年) 216試合 .212 (86/404) 6本 30打点
  • 韓国プロ野球通算成績(5年) 238試合 .230 (90/392) 15本 56打点
  • 内野全ポジションと外野も守れるユーティリティプレーヤー
  • カープ入団後に母校野球部に契約金(2000万円)から100万円を寄付 ()

 

② 初安打まで8年かかった三家和真選手

 

2011年に育成ドラフト4位でカープに入団した三家和真(みけかずま)選手()。
1年目の7月に右ヒザ半月板を損傷し、2年目も多くはリハビリに費やしてオフに戦力外通告。

在籍2年間でわずか12試合の出場でカープを退団することになりました。
退団後は、独立リーグの信濃グランセローズ(2014)、石川ミリオンスターズ(2015-2016)に所属。

2016年オフに千葉ロッテマリーンズの入団テストを受け合格
ロッテ入団と同時に支配下登録され、カープでは果たせなかった支配下選手となりました。

2019年は6月に1軍登録され、7月3日に山田修義投手(オリックス)からプロ初安打を記録
7月21日に堀瑞樹投手(日本ハム)からプロ初本塁打も放ち、25試合出場と飛躍の1年となりました。

カープや独立リーグでも正直目立った活躍の無かった三家選手。
しかしプロ再契約を諦めず努力を続けることで2019年の活躍に繋がったと思われます。
プロとして生き残れるかはここからが勝負、まずは1軍定着を目標に今後の活躍を期待しています。

 

三家和真選手

  • カープ 2軍通算成績(2年) 12試合 .222 (2/9) 0本 0打点 0盗塁
  • ロッテ 1軍通算成績(2年) 29試合 .231 (6/27) 1本 5打点 0盗塁
  • 内野全ポジションと外野も守れるユーティリティプレーヤー
  • 2017年イースタンリーグの規定打席を到達した外野手で唯一の失策0を記録
  • カープ2年目には入団1年目だった鈴木誠也選手の寮での世話役を担当
  • 2019年は内川聖一選手の自主トレに参加し、鈴木誠也選手と共に時間を過ごす

 


引用元 : PacificLeague TV  https://youtu.be/qRirSrqrBso

 

③ ダルビッシュ投手も注目した塚田晃平投手

 

2011年に育成ドラフト3位で入団した塚田晃平(つかだこうへい)投手。
2年目の2013年に高知ファイティングドッグスに派遣されるもオフに戦力外通告。

2軍での登板機会は無く、プロ野球選手としての記録は残らず退団となりました。
派遣先の高知ファイティングドッグスでも18試合に登板するも勝敗つかず。

退団後の2014年にはアメリカ独立リーグのスーシティ・エクスプローラーズに入団。
しかし、右肩のケガにより8月上旬でチームを離れ、治療のため日本に帰国。
ここでは1勝2敗とプロ野球選手としては初勝利を挙げることになりました。

2015年からは新潟アルビレックスにドラフト1位で入団。
しかし、ここでも思った成績は残せずオフに退団に至りました。

12球団トライアウトでは3者三振を奪うもどこからも声はかからず()。
そして彼が最も注目されたのは以下のダルビッシュ有投手のツイート
おそらくダルビッシュ投手とジムが同じで繋がりがあったようですね。

 

その後はソニー生命に入社し、その姿はジャンクスポーツなどメディアでみかけることも。
新里賢選手、福田将儀選手、鵜久森淳志選手、青松敬鎔選手、浅間敬太選手など元プロ野球選手が在籍。
実際はもうひとり元プロ野球選手がいるようなのですが、確認できずでした(※ ご本人様すいません)。

近年ではトライアウトに野球以外の一般企業人事部の方が来られてスカウトされています。
こうしたプロ野球の先輩方が多い企業だと選手も安心して新たな舞台で活躍しやすいですね。

 

塚田晃平投手

  • 四国アイランドリーグ通算成績 (1年) 13試合 (25回) 0勝0敗 7.56
  • アメリカ独立リーグ通算成績 (1年) 1勝2敗、防御率3.35、37.2回、18四球、23奪三振
  • BCリーグ通算成績 (1年) 21試合 (25回) 2勝3敗3セーブ 4.70
  • 早稲田大学卒業のプロ野球選手で唯一の「育成契約選手」

 

実は私が塚田晃平投手の思い出が強いはカープ時代ではありません。
2014年12月に塚田投手が通っていたジム(ドームアスリートハウス)主催のセミナーがありました。
そのセミナーに私が参加していたのですが、最終日に塚田投手がデモとして参加されていました。

当時はアメリカから帰国し、日本でリハビリ中の時期だったと思います。
まさかそんな所で塚田投手の姿をみかけると思わずびっくりしたのを思い出します。

 

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「プロ野球選手引退後の進路希望」のまとめ

 

今回はカープ退団後の選手たちの現在について話を進めてきました。
調べていくとカープを引退したあとも各分野でそれぞれが活躍していました。

セカンドキャリアと注目されるプロ野球選手の引退後。
野球関係、一般企業、医療業界、学生など様々な進路を選びます。

いつかは引退の時が訪れ、いつかは次の世界に舞台を移す時がやってきます。
それと同時に上手くいく選手、そうでない選手がいるのは事実かと思います。

カープに在籍した選手たちの姿は今でも応援したくなります。
これからもそれぞれがそれぞれの舞台で活躍することを願っています

 

 

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