【 2020年のカープ外国人勢力図 】新外国人も加わり熾烈な争いが予想される1軍外国人枠は誰が奪うのか

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3番センター3番センター
16年目になる医療系国家資格取得のトレーナーです
現在は「医学」に加えて「法律」も勉強しています。
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2020年は新外国人選手が3人加わりスタートするカープ。
今回はそれぞれの実績と展望から外国人勢力図について話を進めていきます。

 

まずは2020年の新外国人選手から。
新たに加入した新外国人選手は以下の3人になります。

  • DJ.ジョンソン投手 背番号 58
  • ホセ・ピレラ選手 背番号 70
  • テイラー・スコット投手 背番号 10

各選手のピックアップ記事は以下になります。

◎ DJ.ジョンソン投手

◎ ホセ・ピレラ選手

◎ テイラー・スコット投手

 

そして、2019年に在籍しており契約更新をした選手は以下になります。

  • クリス・ジョンソン投手
  • ヘロニモ・フランスア投手
  • アレハンドロ・メヒア選手
  • エマイリン・モンティージャ投手

以上より、現時点で投手5名野手2名の計7名体制で2020年はスタート予定。

 

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順当であれば投手3人、野手1人

 

2020年の外国人の体制は以下が想定されます。
おそらく投手3名、野手1名で2019~2020年と同じだろうと思います。

というのも、すでにクリス・ジョンソン投手とフランスア投手は確定
ケガやよほどの不調がない限りは、1軍外国人枠から外れることは無いはず。
そうなると、投手1枠、野手1枠を各2選手で争うことになります。

投手枠としてDJ.ジョンソン投手とテイラー・スコット投手。
野手枠としてアレハンドロ・メヒア選手とホセ・ピレラ選手。

いずれもある程度の計算が立たない選手という不安がつきまといます。
3選手は新外国人なので仕方ないですが、2020年は不安な要素を抱えています。
誰かが枠を勝ち取るのか、共倒れしてしまうのかでチームに大きく影響します。

 

 

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枠を勝ち取るのはDJ.ジョンソン投手かスコット投手か

 

投手枠の最後を争うと考えられるDJ.ジョンソン投手とスコット投手。
ともに「右投げの投手」という点でみれば、左右で生まれる起用の差はなし。
そう考えると、どちらが有利というよりも実力次第ということになります。

2人ともカープ中継ぎ陣には少ない変化球を投げています。
バリエーションという意味で見ればどちらも増やすことは可能です。
もちろん日本でプレイする際には、球種配分が変わる可能性は高いです。
特にストレートをほとんど投げていないテイラー投手がどう変化するのか。

実際に来てみないと日本野球に順応するかは正直わかりません。
使えると思ったらさっぱりだった、意外に活躍したというのも外国人選手。
投げるのは良かったけど、牽制など細かなことが出来なかったり。
また、日本の環境が合わないことがプレーに影響することは多々あります。

現段階ではDJ.ジョンソン投手が一歩リードかなという印象です。
ただ、右打者に対して対戦成績があまり良くない点は少し気になります。
カーブを使うことが逆に近年のMLBではマイナス面なのかも知れません。
もしテイラー投手が左投手なら、テイラー投手が1歩リードだったかも。
いずれにせよ、共倒れせず、どちらか1人でも活躍することを期待します。

図1 2019年中継ぎ投手の球種配分

枠を勝ち取るのはピレラ選手かメヒア選手か

 

まずは現時点で空白のポジションを考えるとサードとレフト。
菊池涼介選手が残留したことで、多くの内野手がサードに集結します。
三好匠選手、曽根海成選手、安部友裕選手、堂林翔太選手、上本崇司選手。
そこにメヒア選手とピレラ選手が加わる形が想定されます。

また、ピレラ選手は外野も守ることでレフトでの起用も出来ます。
そうなると、長野久義選手、野間峻祥選手などとのポジション争いに。

メヒア選手が守れるポジションはサードとファーストのみ。
外野を練習した時期もありますが、2019年は外野を守っていません。
バリエーションを考えると、ピレラ選手が現時点で有利とも言えます。
他の選手との兼ね合いで内外野を守れれば起用法も増えてきます。

ピレラ選手がMLBで守ったのは主にセカンドとレフト。
サードは数試合しか守っていないので、どの程度守れるのかの判断に。
極端に上手くなくても無難に守ってくれればサードの穴も埋まりそう。
ただ、とにもかくにも打てるかどうかなのでそちら次第ではあります。

メヒア選手に関しては2019年は打撃面である程度の修正はできました。
ただ、スイング動作のメカニズムに課題は残り、年間通じた活躍は厳しい。
特定の球を空振りし、詰まるパターンを修正しきるのはちょっと難しいかと。
現時点ではピレラ選手次第という”サブ的ポジション”かなという印象です。

 

バティスタ選手の契約はいまだ未定

 

そして、大きな問題なのがサビエル・バティスタ選手との契約問題。
現在は保留者名簿には入っているようですが、年を超えても進展はありません。
解除後の4月ぐらいに正式発表になるのか、話し合いが続いているのかも不明。
おそらく育成から始めたり、何かしらの対応で再契約するのかなとは思っています。

ただ、いくつかの懸念材料はあると思います。
仮に契約したとしても出場停止解除までは球団施設での練習は出来ないこと。
もちろん試合に出ることも出来ないので、その間のブランクはどうなのか。
その間に調整や試合に出れる環境がドミニカなどにあるのかなど。

また、2019年のオフに参加したウィンターリーグで極度の打撃不振だったこと。

  • 通算16試合 36打数 5安打 0本 3打点 15三振 打率.139

これが単に慣れない環境で難しかったのか、すでにモチベーションが落ちてるのか。
その辺はわかりませんが、全く打ててなかったのは事実でどう受け止めるべきか。
処分に納得いかずやる気を失っていないことを願っていますがどうでしょうか。

いずれにせよドーピング違反を冒してしまったことには変わりありません。
仮にプロテインに混入していたにせよ、不注意で飲んだのも本人なので。
そこは反省してもらい、再び活躍する姿を個人的には期待しています。
もちろん今回のNPBが下した処分内容に疑問があったことも事実です。

 

 

育成契約のアレフレッド・メナ投手

 

支配下登録ではないですが、育成選手にはアレフレッド・メナ投手がいます。
モンティージャ投手と同時に育成契約したカープアカデミー出身の選手。
右のオーバースローでストレートは最速158キロの速球派投手とのこと。

 

それ以前はMLB球団に所属した経歴もあり、プロデビューはアメリカ。
ただ、最終的にシングルA止まりで、結果を残せず4年で退団に至っています。
最後の2年間はルーキーリーグで防御率 6.00台を記録して、厳しい成績でした。

[ MLB成績 ]

  • 2014 ROK 15試合  2勝3敗 1.93
  • 2015 ROK 12試合  2勝1敗 2.83
  • 2016 ROK 20試合  3勝3敗 6.75
  • 2017 ROK   4試合  1勝0敗 6.00
  • 2017  A    7試合  0勝0敗 6.52

 

2019年の2軍での通算成績は以下の通りです。

  • 9試合(6先発) 2勝3敗 3.45 三振率 7.53

見ての通り、外国人選手の成績としては目立った成績は残せていません
支配下選手登録されることもかなり厳しい状況ではないかと思われます。
2020年に結果が出なければ戦力外の可能性は高いので頑張って頂ければと。
現状では、メナ投手が2020年に1軍戦力になるのは厳しい状況かと思います。

 

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秋季キャンプにドミニカカープアカデミー選手が参加

 

2019年の秋季キャンプにドミニカカープアカデミーから3人の練習生が参加しています。

  • マヌエル・サンチェス外野手 (24) Manuel Sánchez
  • ミゲル・エラディオ内野手 (23) Miguel Eladio
  • ロベルト・コルニエル投手 (24) Robert Corniel

サンチェス選手に関しては2019年の1月から練習生として来日しています。
エラディオ内野手とコルニエル投手は9月下旬から来日しているようです。

キャンプで最も注目されたのはエラディオ選手の肩。
本職はショートで強肩に定評があり、自分でも以下のようにコメントしています。

「自分でも肩はすごいと思うよ。本塁からバックスクリーンまで遠投したこともある。好きな選手はヒガンテス(巨人)のショート(坂本勇)。とにかく肩でアピールしたいね」

~【広島】佐々岡監督、強肩エラディオ「面白い」秋季キャンプにドミニカ5選手 / スポーツ報知 https://hochi.news/articles/20191030-OHT1T50127.html

また、佐々岡真司監督もエラディオ選手について以下のようにコメントしています。

「守備を見たけど、面白い存在になるかな」

~【広島】佐々岡監督、強肩エラディオ「面白い」秋季キャンプにドミニカ5選手 / スポーツ報知https://hochi.news/articles/20191030-OHT1T50127.html

 

エラディオ選手も過去にMLB球団に所属し、以下のような成績で退団しています。

  • 2014 ROK  61試合 .226 0本   9打点
  • 2015 ROK  37試合 .168 1本   9打点
  • 2016 ROK  32試合 .246 0本 10打点
  • 2016 A-   4試合 .313 1本   4打点
  • 2017 A+  95試合   .242 7本 28打点
  • 2018 A-   4試合 .125 0本   0打点
  • 2018 A+  52試合 .225 3本 28打点

正直、打撃力の無さが目立つのと、長打力が欠けているため起用方法が難しいかという印象。
というのも、支配下登録となったとしても長打力のない選手に1軍外国人枠を潰したくない。

菊池涼介選手の残留も決まったことで、内野手の強化という意味で支配下登録は厳しいかと。
また、2019年にサンタナ選手がそうだったように、長打力が物足りないと使いにくいです。
やはりバティスタ選手やメヒア選手のあとだとだいぶ見劣りする選手なのは否めない印象です。

3番センター3番センター
サンタナ選手の時も同じことを言ったのですが、日本人でもまかなえるようなタイプに外国人枠を使うのもったいないですよね。

今回のまとめ

 

今回は2020年のカープの外国人選手について話を進めました。
新外国人選手が加わることで新たな体制で挑むシーズンになります。

クリス・ジョンソン投手とフランスア投手はほぼ1軍確定。
残る2枠を新外国人とメヒア選手で争うことになりそうです。
順当にいけば、投手3人、野手1人の体制がベースになると思われます。

個人的にはDJ.ジョンソン投手とホセ・ピレラ選手が順当かなと。
もし機能しなければ、バックアップでテイラー投手とメヒア選手。
もちろん新外国人選手なので予測が立たないのが現実です。
案外、期待の薄かった選手がブレイクしてる可能性もありで。

もう少しで2020年のプロ野球シーズンも開幕します。
“助っ人”として彼らが枠を争うような活躍を期待しています。

 

 

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