プロ野球シーズンが終わっても一部のプロ野球選手はプレイを続けます。
今回は世界各国で開催されるウインターリーグについて話を進めていきます。
世界各国で開催されているウインターリーグ
ウインターリーグはその他の国でも開催されています。
開催国 | |
---|---|
アメリカン | アメリカ、ドミニカ、ベネズエラ、メキシコ プエルトリコ、コロンビア、ニカラグア、パナマ |
アジア | 台湾 |
オセアニア | オーストラリア |
2019年のオフシーズンも以下の日本人選手が参加する予定です。
参加選手 | |
---|---|
メキシコ | DeNA 濱矢廣大投手、関根大気選手 |
オーストラリア | DeNA 大貫伸一投手、阪口晧亮投手、笠井崇正投手、平田慎吾投手 オリックス 西浦颯大選手、佐野晧大選手、宗佑磨選手、富山凌雅投手 |
プエルトリコ | ロッテ 安田尚憲選手、岡大海選手、山本大貴投手 巨人 高田萌生投手、古川侑利投手 オリックス T-岡田選手、鈴木優投手、漆原大晟選手 |
また、関根大気選手がインタビューを受ける姿もYouTubeで公開されています。

① 「戦略的パートナーシップ」を締結したDeNA
DeNAはオーストラリアのチームとパートナーシップを締結しています。
提携しているチームは首都キャンベラにある「Canberra Cavarly」。
2018年からは当チームに若手選手を中心に数名の選手が派遣されています。
逆にDeNAの2019年春季キャンプにCanberra Cavarlyの選手2名が参加しました。
参加選手 | |
---|---|
2018 | 三上朋也投手、今永昇太投手、国吉佑樹投手、青柳昂樹選手 |
2019 | 大貫伸一投手、阪口皓亮投手、笠井崇正投手、平田慎吾投手 |
※ DeNAは他にもMLBのダイヤモンドバックスとも締結しています。
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② 39歳でドラフト指名されて参加する「久保康友投手」
元DeNAの久保康友投手はメキシコリーグで外国人ドラフト2位指名を受けました。
サマーリーグに参加した1年目の外国人選手が対象となるドラフトのようです。
1年目から最多奪三振のタイトルを獲得し、その投球内容が評価された指名でした。
久保康友投手は日本で契約球団が見つからず、2018年から海外でプレーしています。
2018年はアメリカ独立リーグに所属し、2019年はメキシコリーグに所属しました。
[ 過去に同じチームに所属した日本人選手 ]
所属選手 | |
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引退選手 | マック鈴木投手、藪恵壹投手、入来祐作投手 |
現役選手 | 五十嵐亮太投手、乙坂智選手 |
③ 日本人メジャーリーガー(マイナー)の北方悠誠投手も参加
また、北方悠誠投手もオーストラリアリーグに参加します。
過去にはDeNAとソフトバンクを経由して、日本の独立リーグ4チームに所属。
2019年のシーズン途中にロサンゼルス・ドジャースと契約に至っています。
MAX161キロのストレートがドジャーススカウトの目に留まったようです。
2020年もルーキーリーグ(MLB最下部組織)での契約が合意しています。
- 13試合 0勝1敗 防御率7.20
追記 : コロナウイルスの影響でマイナーリーグが中止に
④ MLBがベネズエラウインターリーグの参加を禁止に
2018年8月にMLB選手のベネズエラリーグへの参加が禁止されました。
ベネズエラの資産凍結などの制裁による政治的な影響とのことです。
報道によると、ここ数年でMLB球団のアカデミーも全て閉鎖しています。
アカデミーを襲撃する事件も多発し、治安の悪さも懸念されたようです。
同国出身選手にロナルド・アクーニャJr.選手やミゲル・カブレラ選手がいます。
ベネズエラは多くの一流選手たちをMLBに排出している国としても有名です。
⑤ アジアウインターリーグには川崎宗則選手も参加
また、台湾ではアジアウインターベースボールリーグも開催されます。
日本からも10球団が参加し、各球団から数名が日本選抜チームへ派遣します。
日本選抜チームは「NPB RED」と「NPB WHITE」の2つに分かれます。
理由は不明なのですが、日本ハムとカープの2球団は参加していません。
参加球団 | |
---|---|
NPB RED | ソフトバンク、楽天、オリックス、西武、ヤクルト |
NPB WHITE | ロッテ、巨人、DeNA、阪神、中日 |
元メジャーリーガーの川崎宗則選手は「味全ドラゴンズ(味全龍)」に参加。
コーチ兼選手という立場ですが、すでに練習試合でヒットを放っています。
ソフトバンク退団時、退団の原因は「自律神経失調症」と報道されました。
変わらぬ姿を見れて、川崎宗則選手のファンも安堵していることでしょう。

アジアウインターベースボールリーグのテレビ中継
スカパー!ではアジアウインターベースボールリーグを生中継しています。
DAZNなどのネット配信サービスでは中継がないため、スカパー!限定となっています。
- GAORA SPORTS
- フジテレビONE
- 日テレG+
- J-SPORTS
- BSスカパー!
- スカチャン1
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① オンデマンド配信は「専用アプリ」で視聴可能
数年前から「スカパー!オンデマンド」としてネット配信も行っています。
パソコンであれば公式サイトで、スマホとタブレットはアプリで視聴できます。
アプリであれば通信環境さえあればどこで自由にみることが可能です。
通勤時間や休憩時間などの時間を使って視聴できるのはとても便利ですね。
② オンデマンド配信をテレビでみる方法
スカパー!オンデマンド配信はテレビの大画面でみることも可能です。
以下のような受信機を使用することで簡単に視聴することができます。
[ テレビ用の受信機 ]
対応デバイスとは「Fire TV」はアプリが使えるようになる製品です。
4K対応機種もありますが、現在は4Kでの配信はないのでこれで十分です。
また、スマートテレビとはアプリ機能が搭載されたテレビです。
こちらは2015年以降に販売された機種にのみに対応しています。
また、HDMIケーブルをテレビに繋ぐ方法でも可能です。
HDMIケーブルを用いた方法については以下の記事で詳しく記載しています。
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今回のまとめ
今回はウインターリーグについて話を進めてきました。
各国で開催されるリーグには多くのNPBに関係する選手が参加しています。
日本人選手にとっては良い経験の場となり、アピールの場にもなります。
バリバリのメジャーリーガーも参加しており、勉強になることも多いはず。
ウインターリーグに参加する日本人選手たちは刺激を受け帰国するでしょう。
毎年各国で開催されてるウインターリーグ。
若い選手たちは貴重な経験を経て、2020年の飛躍へと繋げて欲しいですね。
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